拠点は今日も氷点下だった。陽の当たらない部分は霜で真っ白である。陽が当たって融けた所はしっとりと濡れてお湿りがあったようだが、そろそろ本当に一雨欲しい。でも日本海側の大雪をみれば、降雨の願いなどは、はかない夢である。
今日も「竹切りの翁」で暮れた。かぐや姫どころか、人っ子一人入ってこない。氷点下では出かける方が常軌を逸しているのだろう。
ヒヨドリのうるさい声だけが耳に入る中で黙々と竹を切って見渡せば、ようやく1/3程度まで片付いたように見える。これから先は東、南面に入るので竹の密度も高くなり、こう簡単には進まないだろう。
ここまでに集積したので双山出来たが、残りの量はどれくらいになるのか予想もしたくない。でも被災地の瓦礫の量の膨大さは、この面積の除伐だけからでも容易に察しがつく。受け入れを渋る状況が続いているが「明日はわが身・お互い様」なんだけれどなあ。