トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

なんじゃいな! その1

2012-01-03 | 小父のお隣さん

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 草むらの中に綿毛が見えた。「兎の死骸?」と思って近づいたら違った。直径は20cm程あってふんわりとしている。正体が判り難かったが、仔細に観察するとススキの穂の様な集合体だった。

 一安心し、棒切れで開いてみたら茎のような物があって、そこから噴出したような印象だった。これで「ハハン」と思ったのは、ガマの穂ではないかと言う事。でも、この時期にガマの穂が膨らんで種子を飛ばすのかどうか知ってはいないのだ。

 大方、どこかの誰かが棄てていった物だろうが、枯れ野には相応しくない。


仕事始め

2012-01-03 | 今日は真面目に

Photo_4   毎日が日曜日の小生には、大晦日と元旦だけ作業を休めば十分である。年末年始を休まず仕事をしている人たちも大勢居るのだから贅沢は言ってられない。

 体慣らしに昼飯までと除竹作業を始めたのだが、昼近くになって同年輩の6人が通りかかった。筍鍬を持ちリュックを背負っているから声を掛けたら立ち止まって立ち話になった。

 筍は拳大を10本ほど収穫したのだそうだ。「今期は表年に当たるから収穫は多いはずなのに」とぼやいていたが、産出する量より掘り取りに入る人の数が多くなってしまった昨今、無理も無い話ではある。

 聞くともなしに話してくれたのは「女房は買い物に出かけたし・・・」と濡れ落葉世代の悲しい話であった。おじさんたちは行き場が無い。新年早々、侘しい話になってしまった。