アメリカの絵本作家「エドワード・ゴーリー」の原画展に行ってきました。独特の細やかな美しい線で表現された絵で不吉で不気味な内容の絵本ながら、見ても暗くならない不思議な作品たちでした。たぶんそれはゴーリー氏本人の人間性が話の内容とは関係なく染み出ているからなのだろうと。
ゴーリー氏の分身ともいえる毛皮をまとった紳士。
数字にぶら下がる力ないウサギ? 不気味なのにどことなくユーモアを感じるのは漫画「ドロヘドロ」を思い出させます。
「うろんな客」がそこいらに。
お客さんの入りはそこそこでしたが、熱心なお客さんの多いこと。一つ一つの作品をじっくり見る人が多くて、観覧の列がなかなか進まないのでした。 ゴーリー氏への(2000年に他界されています)メッセージを描くカードがありましたが、多くが絵入りで工夫を凝らしたメッセージが添えられていて、それを読むだけでも興味深く面白かったです。
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