「鶴首カボチャ」別名「ピーナッツカボチャ」愛知県の伝統野菜。 時々街で売っているのを見かける野菜。それらはもっと肌が綺麗で色がベージュ色であった。値段も千円くらいと高額だったので、甘くて粘性が高い口当たりというので気になる野菜だったけれど見るだけでスルーしていたけれど、たまたま安く手に入った。手に入れたのは良いものの、どう料理するか決めかねていた。クックパッドでみつけたカボチャ羊羹が簡単そうなので作ってみることにした。
まず皮を厚めにむいて半分にする。鮮やかなオレンジ色が美しい。
上部の細長いほうには種はなく、下の丸いほうに種がある。
種を取り除く。思ったほど種は多くない。種も食べられるそうなので置いておく。
ある程度の細かさに切り刻む。カボチャの重量は1.18㎏。多すぎるので800グラムを使用する。上部と下部では味が違うそうだが混ぜこぜに。
水を300cc加えて火にかける。15分ほどで柔らかくなり、押しつぶしてペースト状にする。その後、粉末寒天4グラムを200ccの水に溶かしたものと、砂糖240グラム(カボチャの重量の30%)を加えて加熱。焦げないように混ぜながら、ある程度粘り気が出たら火を止める。ミキサーにかけるまでもなくペースト状になったが一応裏ごしする。普通のカボチャだと多分繊維質が多くてミキサーにかける必要がありそうだけど、このカボチャはすごく滑らかだ。
タッパーに入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして出来上がり。
ローストした種をトッピングして完成。甘すぎずあっさりとして美味しく出来た。普通のカボチャとの違いは同じものを作って比べてみないと正直それほどわからない。
残りの種は来年庭に蒔いてみようと思う。