奴隷編終了です。「真の戦士」たるとはどういうことか。その一端を今回も見せてくれます。情けないオルマルが「勇気」とはどういうことかを悟り、トルフィンはあたりまえのように「最初の手段」を選ぶことを行動で示す。それがクヌート王を動かすあたりは痛快でした。
「昔は私も若かった。独りで旅をして道に迷った。人に出会った時、自分が豊かになったような気がした。人は人にとって喜びなのだ。」-オーディンの箴言より。これは第100話の扉絵に添えられていた言葉。
練習では調子良くトリプルアクセルを何度も成功させていても本番では上手くいかなかった真央ちゃんですが、フリーではすべてのジャンプを成功させ会心の納得の演技を披露することが出来たことは素晴らしいです。
本番でのプレッシャーに打ち勝つことの出来るメンタルの強さがスポーツ選手にとっては、かなり重要なことということが今回のことで再確認しました。精神をコントロールすることは身体をコントロールすることに等しい。もちろん体が覚えるほどに練習を積むことも大切ですが。
画像は「Rの法則」より家入レオさん