そりゃまあ買うわな。まだ少しナナメ読みしただけですが。一番興味があったのは宮藤官九郎氏が震災をどのようにとらえて表現したのかということ。本当は知らないほうがいいのだろうけど、好奇心に負けました。もちろんどうなるかは直接書いているわけではないですが、ヒントとなる言葉はありました。なんとなくこんな感じでいくんだろうなということが想像できました。ゆるいコメディタッチがいきなり重いシリアスなドラマになってしまうことがないということがわかって一安心。でも実際に放映されるまでわかりませんけど。
天野春さん
そりゃまあ買うわな。まだ少しナナメ読みしただけですが。一番興味があったのは宮藤官九郎氏が震災をどのようにとらえて表現したのかということ。本当は知らないほうがいいのだろうけど、好奇心に負けました。もちろんどうなるかは直接書いているわけではないですが、ヒントとなる言葉はありました。なんとなくこんな感じでいくんだろうなということが想像できました。ゆるいコメディタッチがいきなり重いシリアスなドラマになってしまうことがないということがわかって一安心。でも実際に放映されるまでわかりませんけど。
天野春さん
苦しいばかりなのに、何故生きなければならないのか。
怒りが怒りを呼んで次々に人が死んで地獄になっていく負の連鎖をどうすれば止められるのか。
この二つの問いに全身全霊で答えようとする幸村氏に敬意を表します。漫画という媒体でどこまでせまれるのか。とことん最後まで付き合いたいです。
巻末にようやく「ヴィンランド」という言葉が出てきて、ここから本当のヴィンランド・サガが始まることが示されます。長い前振りですが必要不可欠な前振りでした。トルフィンが父のような真の戦士になっていく様を楽しみにして待ちましょう。
今更ながらではありますが、「篤姫」のサントラを購入。いい作品には、いい音楽。不思議とそういうことになっている。 いい音楽とは何か問われると困るのだが、「一度聴いたら忘れないような印象的なメロディを伴う音楽」ということになるだろうか。そして「映像を喚起させることができること」。篤姫はこの二点を十分に満たしているのだ。
地味ながら巻を重ねるごとに良くなります。作者の誠実さがにじみ出ているところが好感をもてます。ほとんどスクリーントーンを使わず描いているところもいい。
最後の「閑話」が良かった。作品の奥行きが広がりました。
対照的な二つの愛の形がどうなるのでしょうね。