バードマンズBAR改~むしろトリ

映画、音楽、アニメ、漫画、女優など興味あることについてつぶやきます。

短刀②

2019-10-28 01:27:28 | 工芸

鞘を作る材料。柿の木。昔に人にいただいたもの。その方は能面を作るのが趣味で円空仏も彫ってみたいとおっしゃられていましたが、結局やらなさそうなので処分したいというので貰い受けたものだ。貰ってからまたかなり放置していたがようやく出番が来た。

まずその前に柄の部分を解体。普通、柄は脱着式で金属部分に穴が開いているのだが、これは開いておらず固定されていた。これに穴をあけるのは大変なので、やはり固定する仕様を踏襲するこにした。

適当な大きさに丸太の端を切り取る。柿の木は固いのでこれだけでも大変。

形を整え内側を刃の形にくりぬく。そして接着面を出来るだけ平にするのだが、カンナを持ってないので平滑にするのにかなり苦労した。

なんとか鞘の形にまでもってこれた。こういうキッチリ図ってやらなければならない仕事は本来苦手なのだが(ほとんど測ってない)、最低限のところまではクリアした。後は色を塗ったり装飾だが、それはまたどうするか未定。次は柄の部分の作り替え。

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伊丹市昆虫館

2019-10-25 01:39:00 | 日記

スズメガの完全変態を目の当たりにして以来、蛾が気になる今日この頃。道を歩いていても木や壁に蛾やガの幼虫、蛹を探してしまうようになった。そんな折に出会ったこの本。「蛾売りおじさん」の「めくるめく蛾の世界」。刺繍ヌイグルミでリアルな蛾を作る人の作品集エッセイ。蛾への愛とその美しさを再現したいという欲求に溢れている。

まだ全部読めてないが写真を眺めるだけでも楽しい。「蛾売りおじさん」という名前なので最初は男性だと思っていましたが、色々な記事を読むうちに女性なのでは?という疑問が。そして最近「蛾売りおじさん」というのは女性2人組のユニット名だということが判明。伊丹市昆虫館に行ったのはこの作家さんの展示を観に行くのが目的。

昆陽池という池のほとりにある昆虫館

昆虫館なので色々な虫が展示されているが、今のところ興味はもっぱら「蛾」なのだ。思えばカブトムシやクワガタも完全変態なのだが、蛾との違いは幼虫のヴァリエーションが少ないこと。甲虫類の幼虫は色味がほぼ同じであるし、幼虫は土の中にもぐっているので様子をうかがうことが出来ないのに比べて蛾の幼虫の色・形の種類が豊富。それに幼虫は地上で生活しているので、幼虫から成虫までの過程をすべて観察できるのも魅力である。

ヨナグニサンという日本最大の蛾の生態展示。これでもうテンションが⤴。

蝶はいいけど蛾はチョットという人が多いのは何故だろう。こんなに美しいのに。蝶は本体よりも翅が主張しており、蛾は本体に毛が生えているところが敬遠される要因なのだろうか。

これはヨナグニサンの標本展示。

この昆虫館の一つの見せ場は温室での蝶の放し飼いであろう。無数の蝶が温室内を舞う様子は華やかで地上の楽園を彷彿させる(やはり蛾だとこうは思わないか)。蝶のフワフワとした飛び方が優雅な雰囲気を醸し出すのだろう。

沢山舞ううちの一匹が手にとまった。

別の部屋には蝶の幼虫が飼育展示されており、運が良ければ羽化の瞬間を見ることが出来る。

 そして「蛾売りおじさん」の展示

刺繍はいつかやってみたいが、恐ろしいほどの根気と労力を必要とするのは想像に難くない。糸をそろえるのも費用が掛かりそうだ。

これらの作品は「個人蔵」とあるので買ってくれた人から借用して展示されているようだ。少々値が張っても欲しいと思わせる素晴らしい作品。

茶毒蛾といえば、駅からの道行きに壁にとまっていた。

交尾しているところは珍しいか。これは名前の通り毒のある蛾なので触ってはいけない。

ショップで売られていたカードを購入して帰りました。



 

 

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Aスタジオ~橋本環奈嬢

2019-10-17 02:01:18 | 女優

実写版映画「かぐや様は告らせたい」のかぐや様役を演じた橋本環奈嬢。アニメ版の出来が良すぎて実写版は超えることが出来ないだろうと思って映画は観ていない。自分のイメージとしてはかぐや様役は、つり目がちで一見近寄りがたいような人。彼女はどちらかというと垂れ目なので外見的にはイメージには合わない。 かぐや様の肝は、クールでちょっと近寄りがたいような人が、中身は可愛らしいというギャップ萌えなのだが、そのあたりは映画ではうまく表現されていたのだろうか気になるところではある。因みに自分がキャスティングするというのなら「清原伽耶」嬢か「小松菜奈」嬢だろうか。

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セスジスズメ

2019-10-11 02:07:42 | 

コスズメ以外のスズメガを育てる機会がありました。

セスジスズメの幼虫。真っ黒なボディに黄色の斑点。目が12個あるそうだが、どれが目なのか確認できなかった。おそらく小さな目が6個づつ両側にあるのだろう。蜘蛛は8個の目で、生まれてから形が変わらないのでそのままだけれど、彼らは幼虫の時だけ12個の目を持つ。何の必要があるのだろうか。意味のわからない仕様だ。

終齢幼虫になってくると白い斑点が現れ(漆黒に浮かび上がる銀河のようだ)、真っ黒から少し緑がかってくる。蛇に擬態しているらしいが、まぁ蛇には見えない。彼らは他の生物に襲われたときに反撃する手段を持たない。毒を持っているとか強烈なにおいを放つとか全くなしである。なのにこんなに目立つ姿をしているのは生存戦略的にどうかと思うが、捕食者たちには効果があるのだろうか。 ちなみに餌は「ヤブガラシ」という、わりととどこにでも生えているつる植物なのでお手軽に育てられる。

コスズメと同じように簡易に繭を作る。

セスジスズメは繭を作ってから蛹になるまでが早かった。コスズメは数日かかっていたが、これは2日ほどで蛹になった。

個体差があるのかもしれないがコスズメに比べてスマートでクールな優等生に見える。蛹になりたては薄い緑色で美しい。

色が黒くなってくると羽化が近い。

これも残念ながら羽化の瞬間は見逃したが、おそらく羽化直後の様子が見られた。

完全変態の様子は壮大なドラマを見るようで何度見ても飽きることが無い。

戦闘機のようなフォルムはコスズメとそんなに変わらないが、配色がシックな装いでラインが際立ってお洒落である。

すっかりスズメガを育てるのにはまって、今現在、羽化待ちの蛹が10匹(ほぼコスズメで一匹だけセスジスズメ)くらい居るスズメガブリーダー状態であるが、寒くなってきたので越冬の可能性もあるかもしれない。

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短刀①

2019-10-04 01:49:58 | 工芸

ある人から、おじいちゃんの形見である「短刀」の柄と鞘を作り直してほしいと頼まれた。戦争で使ったものらしいのであまり気持ちのいい代物ではない。

この鞘と柄はおじいちゃんの作。刀身は錆びだらけだったそうで、錆びをグラインダーで落としたようで傷だらけで、お世辞にも綺麗とは言えない。

依頼主はこれを飾りたいらしいので、飾るのに耐えるものを作る必要がある。正直ハードルが高い。やったことないし出来るかどうかもわからないが引き受けることにした。

どういう風にしてほしいという注文もないのでどうしようか思案中。

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