第3弾があるかどうかわかりませんが、鉤鼻(鷲鼻)の女優さん第2弾。橋本愛さんです。吉田羊さんと比べると小鼻が小さいので、同じ鉤鼻でも印象がかなり違います。気の強そうな役と、か弱い乙女の役も両方似合いそうです。
アナザースカイより
第3弾があるかどうかわかりませんが、鉤鼻(鷲鼻)の女優さん第2弾。橋本愛さんです。吉田羊さんと比べると小鼻が小さいので、同じ鉤鼻でも印象がかなり違います。気の強そうな役と、か弱い乙女の役も両方似合いそうです。
アナザースカイより
まだ暑かった頃に奈良県大和郡山市の松尾寺の秘仏を観に行きました。焼損仏像で一木彫り。240センチはあったであろう千手観音像だそうです。
この松尾寺が駅から歩くと結構遠いうえに山の上にあるので、ちょっとした登山並みのしんどさでした。
この宝物殿の中に安置されているのですが、秘仏なので写真は撮れないのは当たり前ですが、スケッチもNG。絵葉書もなし。ひたすら目で見て記憶するしかありません。
思っていたよりも大きく、頭部と両腕は焼け落ち、胴体部と脚部のみのトルソー。胸部のしたあたりが大きくえぐれていて、脚部は僅かに両足の区別が出来る程度の残り具合。台座ぶぶんに差し込まれていたと思われる部分との区別がつきにく、足が長いように見える。腰が異様に細く、お腹が突き出ており胸をそらしているので、後ろに倒れそうな姿勢であった。 黒く焼けていることによって、存在感が増していて、像の芯の部分だけにもかかわらず逆に艶めかしさを感じるのが不思議でした。焼ける前の像もおそらく立派で魅力的な造形であったろうと思われますが、欠損して不完全な形のほうがいろいろと想像力を掻き立てられて大いに刺激を受けました。芸術作品は、あまり説明され過ぎると興味がなくなり、判らなすぎると理解できないものとして観ることを放棄してしまいます。僅かな理解へと通じる糸口と永遠に解けそうにない謎を内包している作品が理想的です。そういう意味ではこのトルソーは良い具合に説明的なところがそぎ落とされ、焼けることによって魅力が倍増したのではないかと思います。
これを忘れないうちに形にしたいと思って、観に行ってしばらくしてからですが立体を作ってみることにしました。100均の石粉粘土で形作り彩色して磨いてみたら、ブロンズのような良い感じに出来上がりました。黒いので写真を撮ると黒くつぶれてしまうのを軽減させるのが難しかったです。
正面
右側面
左側面
背面
これを作ってから判明したのですが、お寺のホームページにこの秘仏の写真が載っているではないですか・・・。
やはり記憶をもとに作ったものとはかなり違います。でもこの秘仏を精密に再現しようとしたわけではないのでノープロブレムです。逆に知らないほうが良かったと思います。
またこれを基にして平面作品に還元していければと思います。
アニメ映画化されるとは知らずに読みました。こうのさんの原作漫画の「夕凪の街、桜の国」の実写映画は観ているのですが、漫画原作を読んだのはこれが初めてです。夕凪~も第2次大戦期の広島の話でしたが、これも同様の時期の話です。
声高に反戦を叫ぶわけでもなく淡々と戦争期の日常が描かれてるのですが、それが悲観的ではなくむしろ力強くほっこりとした感じで表現されているの不思議な感覚です。それは主人公すずさんの人柄の描き方によるところが大きいのですが、この役をアニメ映画ではのん(能年玲奈)さんが演じるのは楽しみです。まあそれでも戦争の影響が確実に彼らの生活をむしばんでいくところもきっちりと描かれています。最後の終わり方も何とも言えない余韻を残す抒情的な良い作品でした。