バードマンズBAR改~むしろトリ

映画、音楽、アニメ、漫画、女優など興味あることについてつぶやきます。

時の人

2015-07-26 12:56:54 | 小説

まだこんなに騒がれるずっと前から又吉氏に目をつけている人から、この本面白いよと勧められて読みました。自分や自分の身の回りに起こった出来事を書いたエッセイで、又吉氏の変人性と話の持って行き方の上手さが相まって、とても面白かったです。これを読んだ時はもうすでに「火花」は発売されており話題になりつつあったのですが、その頃はまさかこんなことになるとは思いもしませんでした。人生何があるかわからないものですね。聞いた話ですが、昔占い師に「あなた35歳の時になにかあるよ」と言われたそうで、まさにその35歳で芥川賞受賞。その占い師すごい。

「ファミリーヒストリー」より。この鬱陶しい髪型がキリストのように見えてきました。権威あるものに評価されることは外見の見え方も変えてしまう恐ろしいものです。

 

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映画「バケモノの子」

2015-07-24 08:11:23 | イベント

「チコ」は一体何なのか?。路地裏のゴミ捨て場で出会った時はネズミの子という認識でしたが、その後なんの説明もなく九太と行動を共にするようになり、大事なところで重要な役割を果たしたりするわりには正体が不透明なまま。自分の解釈ではバケモノ界と人間界をつなぐ鍵のような役割を果たす動物なのではないかと思っています。

 人間界に戻った九太が図書館で「白鯨」を唐突に読んでいるところは、多分誰もが何故?と思うでしょう。自分自身との戦いという意味で導入したのだと思いますが、幼少時代にそこへ至る何かしらの伏線めいたものがあればもっと説得力を持ったのに、そこが少し残念です。

 それ以外は素晴らしい出来栄えで、物語後半は涙なしには見られないほどでした。やはりこの夏オススメの映画の一つです。

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映画「百日紅~MISS HOKUSAI」

2015-07-16 08:05:21 | 映画

全国的には5月に公開されていた原恵一監督の「百日紅」ようやく京都で公開されたので観てきました。杉浦日向子さん原作漫画のアニメ化。杉浦さんが漫画家だったということを忘れていました。江戸文化の研究科だと思っていました。24歳の時の作品。そんな若さで描いたとは思えない内容でした。葛飾北斎の娘「お栄」の話で。娘も浮世絵師だったとは知らなかったです。それも北斎の代筆ができるくらいの腕前だったこと。でもどこまでがフィクションなのかわからないですけど。

 描く時の喜びや苦しみを一番よく表現出来ている作品は「魔女の宅急便」だと思いますが、それには及ばないものの自分も絵師の端くれでありたいと思わせてもらったので、それだけでもこの作品を観た甲斐があったというものです。

 

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「SONGS」~姫様

2015-07-11 08:35:03 | 女優

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雑誌「スウィッチ~細田守 冒険するアニメーション」

2015-07-04 13:45:36 | 映画

僕にとっての奇跡のコラボレーション、「細田守監督×高木正勝氏×宮崎あおい姫様」という好きなアーティスト3乗の組み合わせは「おおかみこどもの雨と雪」の時以後は無いだろうと思っていましたが、またこの「バケモノの子」で実現するとは感激です。それもアニメーション映画の王道である「冒険活劇」のオリジナルストーリーで。 今年の夏の必見の映画です。

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