バードマンズBAR改~むしろトリ

映画、音楽、アニメ、漫画、女優など興味あることについてつぶやきます。

寺尾紗穂ソロライブ at BAR OIL

2019-05-22 01:57:39 | ライブ

今回はビルの最上階6階にあるバーでのコンサート。バーといっても結構広いところ。

テラスもあります。

表紙がボロボロのネタ帳(ノート)をめくりながら演奏する曲を決めていくスタイルは前と変わらず、ある程度は曲を決めているとは思いますがライブ感があって良いです。

しっとりした曲が多めでした。寺尾さんの曲は結構前奏なしでいきなり始まる曲が多いのですが音程は完璧。さすが絶対音感の持ち主。演奏も円熟味が増しているように思います。

一番前の席の真近で音を全身で浴びるような至福の時間。ピアノと電子ピアノ(フェンダーローズというのでしょうか)での演奏。電子ピアノの音もいい音でキレがあってカッコよかった。

 MCも控えめですが楽しく、イノダコーヒーのインコの話(インコの声を真似してみたらインコが戸惑っていた)とか、終盤は「私の好きなわらべ歌」をリリースした当時、係わっ

た人たちはみんな霊的なものが見える人達(能力者と一緒にいると無能力者でも見えるようになることがあるらしいということを聞いたことがあります)で不思議なことが連発して起

こったこととか、その流れで自分の娘さん(当時小学4年生)が道で男か女か分からない人に会って、一緒に帰ってきたり話をしたりするけれど、その人は頭の後ろからとても強烈な

まぶしい光を放っていたそう。「それって天使なんじゃないのか?」そう思った寺尾さんは娘とその存在とのやり取りを毎日聞いて日記に記録していたそうです。それをいつか「天

使」とは何なのか「悪魔」とは何なのかということを良く調べてから「天使日記」としてまとめたいと言っておられました。楽しみです。 実はBAR OIL の店内を演奏前に写真を

撮っていた時、デジカメのシャッターが突然開かなくなってしまう現象がありました。こういう現象がデジタル機器に起こるときは霊的なものの影響を受けていることが多いので

すが、店内は別に嫌な感じもなかったので、もしかしたら寺尾さんが天使を連れてきているのかもしれないと妄想してしまいました。

 

アンコールは加川良氏の「こんばんは お月さん」のカヴァー。 前回の「ボンジュール現代文明」でも演奏された曲。前回は寺尾さんは風邪でコンディション最悪で、声が出るか

どうかわからないと言いながら歌ってくれましたが、しぼりだすように歌うのが逆に迫力があって良かったのです。今回は良好なコンディションで歌われて、もちろんとても良かっ

たのだけれど、申し訳ないですが前回のコンディション悪い時のほうが印象強いのです。完ぺきではなく欠けたところが有る方が魅力的なこともあるということですね。




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藤田陽介ソロ公演「Ω オーム」

2019-01-22 01:25:13 | ライブ

ちょっと変わったライブに誘われて行ってきました。

場所は京都の「外」というライブハウス。

四つの水槽が用意され、三つの水槽はその中にマイクと泡の出る棒状の管のようなものと軽石のようなものが入れてあり、空気を送り込んで泡の出る音をマイクが拾えるようになっています。残りの一つの水槽は底の方で何かがくるくる回っています。

おもむろに藤田氏が登場し氷の塊になにかを差し込んでいます。どうやら氷のとける音を拾うようで厳かに始まりました。氷山がとける音のミニチュア版だと思えばよいでしょうか。まぁ実際に聴いたことはないですがこんな感じなのでしょう。とけ終わると水槽に空気が送り込まれ、泡の出る音が拾われます。泡は水槽ごとに大中小と別れ、大きな泡はゴボゴボ、中くらいの泡はドラムロールのもっと早い版、小さな泡はテレビ終了後の砂嵐音のような感じ。これらの音でリズムが刻まれますがリズムというよりもランダムに鳴らす度合が強いです。これらの音に手作りパイプオルガンの音が(藤田氏自作楽器)通奏低音的に加わります。

パイプオルガンは手動で空気を送り込んで鳴らす仕組み。四つ目の水槽でくるくる回っていたものは、どうやら水流の渦を作り出すもののようで、この渦の伸び縮みがサンプリングされたホーミー(二声を同時に発声する唱法)の音声と連動する仕組みになっていて、音の高低が変わるようです。この電子ホーミー音が更に加わり、何とも不思議な音場が展開されました。約一時間全一曲。中々他では体験できないライブでした。


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長谷川健一ノンマイク弾き語りライブat恵文社コテージ

2015-12-28 01:21:17 | ライブ

新譜発売記念の恵文社での恒例のライブに行ってきました。

客席はほぼ満席。自分は最前列の左端でハセケンさんを目の前で見ることが出来ました。

前半は通常営業でいつも通りの素晴らしい演奏でしたが、好きな曲「空の色」を演奏してくれたのが嬉しかったです。そしていつもながら「夜明け前」の演奏がカッコよくて、いつかは少しでも真似て演奏できるようになりたくて、ハセケンさん独特の演奏スタイルをなんとか解明しようと両の目を見開いて手元に集中していたのですが、とても細かいコードワークと多彩なピッキングは簡単にはコピーできそうにないです。

後半は新譜から計7曲も演奏されました。どの曲も弾き語りならではのアレンジが素晴らしくて聴きごたえがありました。また時折挟まれる淡々としたMCも良かったです。 

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Art&Music Porcupine Vol.3 長谷川健一・中村月子ジョイントライブ

2014-01-26 00:27:11 | ライブ


 京都水族館の真向かいにある「trace」で催されたライブイベント。

久しぶりのライブ。今回はマイクもアンプもなしの全くのアンプラグドライブ。生ギターと生歌が聴ける貴重な機会。折角なので一番前の席で間近で聴きました。

長谷川健一氏のギターの素晴らしさが、自分もギターをやり始めて良くわかりました。多彩な弾き方のヴァリエーションは創造性にあふれていて感動しました。歌声も前に聴いたときよりも格段に良くなっているように思えました。一見繊細で消え入りそうな印象の歌声なのに芯の強さを感じさせるという矛盾した相反する要素を持つ歌声は健在でした。やっぱり普段聴いているデジタル化された音とは全く違いますね生音は。あたりまえですけど。良かったです。

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高鈴 Live 「ここからはじまる物語」 @ JAPONICA

2012-02-10 01:05:52 | ライブ


去年につづいて同じ場所でのライブに行ってきました。

ホールではなくカフェでのライブなので真近で観られるところが良いところ。

いつにもまして高稲さんの声はよく響いています。始まる前のリハーサルの音を外で聴いていましたがCDかと思うくらい完璧でした。

そして本番ですが、生で聴くのは良いものですね。CDで聴いてあまり引っかかりの無かった曲も「ああ、この曲やっぱり良い曲だ」と再認識したものが何曲かありました。

山口氏のギターも素晴らしかったです。音色も深みの有る音で最高でした。

9月にニューアルバムを出す予定だそうで今から楽しみです。

アンコールに演奏された曲はそのアルバムに入る予定のもので、震災後の福島に行って感じたことをもとに作られたそうです。良い曲でした。

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