13日(日)。11日に終了したフェスタサマーミューザの各公演のプログラム冊子に、出演オーケストラ(全11楽団)のプロフィールが掲載されています それをもとに各オケの創設年と楽団員数をまとめてみました 以下、楽団員数が多い順に掲載。オケによって歴史上の説明を加えてあります
東京フィルハーモニー交響楽団 「いとう呉服店(現・大丸松坂屋)」の少年音楽隊として1911年創設。現在の名称は1948年から。2001年に「新星日本交響楽団」と合併。160名。
NHK交響楽団 1926年に「新交響楽団」として創設。「日本交響楽団」の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受け現在の名称に。103名。
読売日本交響楽団 読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に1962年創設。100名。
東京都交響楽団 1965年に東京オリンピック記念文化事業として東京都が設立。92名。
新日本フィルハーモニー交響楽団 日本フィルを退団した3分の1の楽員と小澤征爾、山本直純により1972年創設。90名。
日本フィルハーモニー交響楽団 1956年創設。80名。
東京交響楽団 1946年創設。79名。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 1970年創設。68名。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 1975年創設。58名。
日本センチュリー交響楽団 1989年創設。52名。
山形交響楽団 1972年創設。49名。
以上の通り、オーケストラの歴史が古いほど楽団員数が多い傾向があるようです
ということで、わが家に来てから今日で3134日目を迎え、アメリカのバイデン大統領は10日、訪問先のユタ州で開かれた政治資金集めのイベントで、中国は経済成長が鈍化し高い失業率や高齢化といった問題を抱えていると指摘し、「中国は時限爆弾だ」「悪い人々が問題を抱えると悪いことをする、これは良くないことだ」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
アメリカだってトランプという時限爆弾を抱えている 不発弾のまま投獄しなきゃ
昨日午前、新宿ピカデリーで是枝裕和監督による2023年製作映画「怪物」(125分)を観ました
物語の舞台は諏訪湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な生活を送っている そんなある日、学校でケンカが起きる それはよくある子ども同士のケンカのように思えたが、当人たちの主張は食い違い、それが次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく そしてある嵐の朝、子供たちがこつ然と姿を消してしまう
この映画は3部構成になっていて、第1部は小学5年生の麦野湊(黒川想矢)の母親でシングルマザーの早織(安藤サクラ)の視点で描かれています 息子が学校で教師から体罰を受けて虐められていると疑い、学校に乗り込んでいくというストーリーです 第2部は教師の保利道敏(永山瑛太)の視点で描かれています 湊のケガは体罰でなく、暴れる湊を止めようと思って偶然手が当たってしまったこと。しかし、学校側の事なかれ主義の保身により保利が犠牲になったというストーリーです 第3部は湊と、同じクラスの少年・星川依里(柊木陽太)との関係の中で、言葉で言えない少年の微妙な心理を描いています
第1部を見ると、母親の早織がいかに学校の形式主義的な対応に怒るかが理解できます しかし、第2部で教師の保利の生徒たちへの態度を見ると、保利は全然悪くないのではないか、と思い直します そして、第3部に入ると、湊は男友達の依里が好きになってしまったが、そのことを周囲に知られたくないというストレスを抱え、保利が自分に体罰を振るったと嘘をついたことが明らかになります
映画を観終わって思うのは、「怪物」とは誰か? あるいは「怪物」とは何か?ということです それは学校の体面を守るため、若い教師が体罰をやっていないという主張を無視し、やったことにして、保護者に謝罪すればいつかは問題が忘れ去られていくという「事なかれ主義」かもしれません あるいは、同性愛に目覚めた少年たちの、正直な気持ちを言い表せない複雑な心情そのものなのかもしれません
本作は2023年、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞しています 孫を自動車事故で亡くし、表情を無くした小学校校長・伏見真木子を田中裕子が怪演しています 音楽を今年3月に他界した坂本龍一が手掛けていますが、エンドロールで流れる抒情的な音楽が心に沁みます
そうです、プリンとメロンは犬種を越え運命で出逢い
運命の日を選んで逝きました
クラシックはベートーヴェンの運命のように
今日は泣きすぎて顔がお岩
これも運命かも あぁ。
これからは、うちのモコタロとほぼ同じ8歳数か月のチェリーちゃん(運命!)と、だいじなジッちゃんのお世話に集中ですね