人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

秋山和慶 ✕ 洗足学園ニューフィルハーモニック管 ✕ 洗足学園音大バレエコースでグラズノフ「ライモンダ・スイート」&「四季」を観る ~ フェスタサマーミューザ

2024年07月31日 00時01分02秒 | 日記

31日(水)。月末を迎えたので、恒例により今月の3つの目標の達成状況をご報告します ①クラシック・コンサート=14回(本日夜の公演を含む)、②映画鑑賞=3本、③読書=11冊でした 相変わらず映画鑑賞が少ないのは腰痛対策で控えているからです。逆に読書が相対的に多くなっています

ということで、わが家に来てから今日で3487日目を迎え、起業家イーロン・マスク氏は今月、米大統領選で「トランプ氏を完全に支持する」と自身が所有するXに投稿していたが、その後 Xでハリス米副大統領の偽動画を拡散させ、批判が広がっている  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     Xの所有者だったら規約違反が許される? 流石は何でもありのトランプ支持者だな

  昨日は娘が外食で私がコンサートだったため、夕食作りはお休みしました ここ2週間ほどはコンサートが立て込んでいるので、無理をせず、腰痛防止のため できるだけベッドで横になる時間を増やそうと思っています  

         

昨夜、ミューザ川崎シンフォニーホールで「フェスタサマーミューザ 洗足学園音楽大学」のバレエ公演を観ました プログラムは①グラズノフ「ライモンダ」から「ライモンダ・スイート」、②同「四季」全曲です 出演は、バレエ=洗足学園音楽大学バレエコース(協力:谷桃子バレエ団、東京シティ・バレエ団、牧阿佐美バレヱ団)、管弦楽=洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団、振付=山本康介、指揮=秋山和慶です

     

本公演は、私が年に一度鑑賞する唯一のバレエ公演で、毎年楽しみにしています とくに今回は2曲とも初めて鑑賞する作品なので楽しみが倍増です

自席は2CA4列31番、2階センターブロック右から3つ目です バレエ公演の時はステージを上から見下ろすのがベストなので、今回も1階席を避けて2階席を取りました 会場は年齢層の幅が広く、家族連れも散見されます この公演ならではの風景です

ステージの奥にオケがスタンバイし、手前のスペースでバレエが躍られます オケは10型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという編成です コンマスは女子学生です

プログラム前半は「ライモンダ・スイート」です 「ライモンダ」(全3幕)はアレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)が1897年に作曲、1898年1月にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されたバレエです 第1幕がフランス、第2幕がサラセン、第3幕がハンガリーと幕ごとに様式美が変化します 振付は当時80歳のマリウス・プティパです 渡辺真弓さんのプログラム・ノートによると、「ライモンダ」の物語は「フランスのプロヴァンスの姫ライモンダは婚約者である騎士ジャンが十字軍の遠征中に、サラセンの騎士アブデラフマンにさらわれそうになるが、危機一髪でジャンが帰還 決闘でアブデラフマンは敗れ、主人公2人はめでたく結ばれる」という内容です 「ライモンダ・スイート」は「ライモンダ」を抜粋して上演する組曲です

バレエは、ソリストによる「グラン・アダージョ」「ウエディング・パ・ド・ドゥ」「第1ヴァリエーション」、「第2ヴァリエーション」が、群舞による「サラセンの踊り」「スペインの踊り」「ワルツ・ファンタスティック」「グラン・ワルツ」が躍られます

ソリストのバレエはもちろんそれぞれが素晴らしいのですが、私が一番観ていて楽しかったのは「サラセンの踊り」と「スペインの踊り」です 衣装を見れば分かるので親しみが湧きました バレエ公演は女性バレリーナが圧倒的に多いので、余程のことがないと印象に残りませんが、その反面、男性バレリーナは希少価値で印象に残ります 上記2曲の男女による群舞はスピード感にあふれ、ワクワクしました 曲が短いのが残念に思うくらい素晴らしかったです

     

プログラム後半はグラズノフ「四季」(全1幕4場)です この曲は1899年に作曲、1900年2月にサンクトペテルブルクの帝室エルミタージュ劇場で初演されたバレエです とくにストーリーはなく、ロシアの四季を描いたもので、冬に始まり、春・夏・秋の順に情景が変化していきます 振付はプティパで、アンナ・パヴロワはじめスターが揃って出演しました 第1場「冬」導入部、霜、氷、霞、雪、小人。第2場「春」西風、ばら、小鳥。第3場「秋」バッカナール、小さなアダージョ、バッカスの礼賛ーから構成されています

「冬」から順番にバレエが躍られていきますが、何しろ初めて聴く曲、初めて観るバレエなので、今いったいどの季節を踊っているのかが分かりません しかし、主役級のバレリーナは男性にしても女性にしてもバレエが巧いだけでなく華があることは感じ取ることができます 秋山和慶の指揮する洗足オケは、しっかりとバレリーナたちを支えます

満場の拍手のなか繰り返されるカーテンコールを見ながら、娘が小学校時代に通っていたバレエ教室のことを思い出していました 娘は小学1年の時に学校近くのMバレエ教室に通い始め、途中で文京区から豊島区に引っ越した後も、同じ小学校に越境して通学していた関係でバレエ教室も6年生まで続けました 年に1度の発表会には家族で観に行ったものです バレエ教室が撮影した発表会のビデオ(VHS)が6本ありますが、今では観る機会がありません 6年も続ければ、自分の立ち位置が分かるようで、小学校を卒業と同時に辞めました 中学以上になっても続ける人は、おそらく洗足学園音楽大学のバレエコースが進路の選択肢の一つになるのでしょう

     

     

     

     

     


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