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湊かなえ著「ポイズンドーター・ホーリーマザー」を読む~同じ出来事を母子それぞれの視点から描いた物語 / 立川志の輔師匠と思いきや中山七里氏でした!

2018年09月19日 07時45分20秒 | 日記

19日(水)。昨日は天気も良かったので、懸案の窓ガラス・網戸清掃をしました 台風の影響もあって窓ガラスと網戸が相当汚れており、窓を開けっぱなしで室内干ししておいたシャツが網戸に触れて汚れてしまい、洗濯し直すしか洗濯の余地がなくなったからです 大きなガラス戸7枚、小さなガラス戸3枚と網戸8枚をジェット水流で汚れを落とし、ガラスクリーナーを吹き付けて古タオルで拭きました。水道とホースのつなぎ目のアダプターが合わないのでいつも苦労しますが、今回はビニールテープでぐるぐる巻きにして何とか切り抜けました 清掃後のガラス戸はピカピカで気持ちの良いものです 久しぶりの肉体労働の後のシャワーの後のサイダーが美味かった

ということで、わが家に来てから今日で1448日目を迎え、韓国の文在寅大統領が18日 北朝鮮を訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談に臨んだ というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     非核化を求められている北朝鮮の懸案は 韓国かアメリカかの交渉相手の比較か?

 

         

 

昨日、夕食に「豚バラ肉のエリンギ炒め」「野菜とベーコンのスープ」「冷奴」を作りました スープに入っている野菜はキャベツ、玉ねぎ、長ネギ、シイタケ、トマト、ニンジンです。冷奴には山芋、オクラ、大葉、削り節が載せてあります

 

     

 

         

 

朝日新聞に月2回折り込まれる無料情報紙「定年時代」最新号の第1面に落語家の立川志の輔師匠がにこやかに本を持って・・・・と思ったら、なんと作家・中山七里氏でした それにしても笑顔がそっくりです

中山氏は彼独特の小説の書き方や最新作「連続殺人鬼カエル男ふたたび」の話題を中心にインタビューに答えています 内容は先日当ブログでご紹介した「中山七里 七転八倒」に書かれていることが中心なので、書かれていないことをご紹介します

中山氏は、「さよならドビュッシー」出版後、読者から寄せられたはがき84枚を「一番の宝物」とし、「僕が頂いてきた”読書の愉悦”は、今の自分の『魂の財産』になっている 僕の小説で”読書の愉悦”を得てくださる人がいれば、恩返しできた気持ちになれます」と語っています。「連続殺人鬼カエル男ふたたび」については、「今度も、どんでん返しの”多重仕掛け”です。前作と新作の一気読みをさせたい。眠らせない せりふと地の文の割合、句読点や『?』『!』などの場所、数にも気を使う。僕は”小説の職人”ですからね」と結んでいます

「連続殺人鬼カエル男」は読んだので「連続殺人鬼カエル男ふたたび」が読みたいです 1日も早く文庫化してください、お願いします、お代官さま 宝島社さま

 

         

 

湊かなえ著「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(光文社文庫)を読み終わりました 湊かなえは1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞、08年に受賞作を含む連作長編「告白」でデビューし、同作で09年に第6回本屋大賞を受賞しました。その後も数々の文学賞を受賞しています

 

     

 

本書は「マイディアレスト」「ベストフレンド」「罪深き女」「優しい人」「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」の6作からなる短編集ですが、主人公は全員女性であることが共通しています

「マイディアレスト」は、長女として母親から厳しく育てられた淑子の、甘く育てられた妹・有紗に対する妬みがテーマとなる「イヤミス」で、読み終わったあとぞわぞわした感触が残る作品です

「ベストフレンド」はテレビ脚本新人賞に入賞した3人の男女の駆け引きの物語ですが、これも嫉妬がテーマになっています。結末は意外でした

考えさせられたのは最後の2作品、「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」です 「ポイズンドーター」で娘の弓香から”毒親”と告発された母親の佳香は、「ホーリーマザー」では聖母のような人格者として語られています また、”可哀そうな毒親被害者”を自覚する娘の弓香は、「ホーリーマザー」では”毒娘”と糾弾されています つまり、この2作品は同じ出来事を母子それぞれの視点から描いたもので、物事は解釈のしようによって白にもなるし黒にもなるということを表しています 読者は、娘の立場になって読むべきなのか、母親の立場になって読むべきなのか、大いに悩むはずです。しかし、こうしたことは、われわれの日常生活の中で常に起こっていることではないか、と思います そうしたことを小説にして読者に問題提起するのが 湊かなえの真骨頂です

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