16日(木)。コンサートに行くたびに手渡される分厚いチラシの束の中に「モイツァ・エルトマン ソプラノ・リサイタル」のチラシがありました 最初に見たチラシは6月7日に王子ホールで開かれるシューベルトとR.シュトラウスの歌曲を取り上げたリサイタルです。これに行くつもりでいたのですが、同じ日の「フランクフルト放送管弦楽団+ヒラリー・ハーン(Vn)」のチケットを買ってしまったので、諦めました その後、6月10日に東京オペラシティ・コンサートホールでメンデルスゾーン、モーツアルト、プッチーニ、べッリー二等の歌曲、オペラのアリアによるリサイタルがあることを別のチラシで知りました
チラシの裏にある音楽評論家・加藤治子さんの解説を見て俄然聴きに行きたくなりました 彼女は「銀いろの躍動感を放つ新時代の歌姫~モイツァ・エルトマンへの期待」というテーマで、次のように書いています。
「あれは、誰? 2010年の春、アン・デア・ウィーン劇場で「魔弾の射手」を観劇していた筆者は、第2幕が始まって間もなく、ひとりの歌手に釘づけになった。透き通った、けれど芯が強く、立体感のあるみずみずしい声。こぼれるように大きな茶いろの瞳と、きりりと結いあげたブロンドの豊かな髪。銀いろのスーツに包まれたモデル並みの長身と、アスリートを思わせる俊敏さ・・・・・・・・。待望の日本初リサイタルとなる今回は、歌曲とオペラの名曲という、声楽ファン垂涎のプログラムが組まれている。銀いろと形容したくなるオーラを放つ歌姫の、美しい声と姿に酔い、知的な説得力に裏打ちされた個性を発見できる、たぐいまれな一夜になるのではないだろうか」
この誘い文句を見て、聴きに行かないわけにはいきません ということで、早速チケットぴあで1階6列センターブロック通路側席を押さえました。歌曲とオペラのアリアの両方が聴けるのが魅力です
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