3日(金).昨日は休暇をとって豊島税務署に確定申告に行ってきました 10時ごろ着いたのですが,平日なのに大勢の人が並んでいます.やっと順番になり税務署員の簡単な説明を聞いてパソコン画面に必要事項を入力していきますが,非常に分かりにくいですね
やっとのことで税務署員を捕まえて聞きながらまた入力しました.その時のやりとりです.(私を関西人として再現します)
私:「医療費控除」もあるさかい申告したいんですけどねえ・・・・
税務署員(以下,税):内容は何ですか?
私:一番大きいんは子どもの歯の矯正ですわ.100万円を超えてますがな
税:失礼ですけど,お子さんは何歳ですか?
私:二十歳になったばかりですけど,なにか?
税:それでしたら,残念ですが医療費控除の対象にはなりません.
私:えっ それ,どういうことでっか
税:歯の矯正治療は12歳以下の場合に「医療行為」になり「医療費控除」の対象になりますが,それ以上の年齢の場合は「美容行為」になり「医療費控除」の対象にはならないのです.
私:マジっすか そんなこと一度も聞いたことありまへんで
どこで決まってるんでっか
税:そういう判決が出ています.いいかどうかは別として.
私:ほな,今ここで医療費控除の申告をしたらどうなるんでっか?
税:申告するのは自由です.が,後で審査をして,その結果,修正申告をしてもらうこともある,ということを承知しておいてほしいのです.
私:せっかく計算してきたのに,今ここで息子の矯正治療だけ抜き出して再計算して申告するのも面倒やしなぁ・・・・・一旦,申告しときますわ
税:わかりました.それじゃ,そのように入力して下さい.
というわけで,他の控除申請もひっくるめて,計算上は税金の還付があるのですが,あとで,それがそっくり持っていかれる可能性が高いということで,まったく安心できない状態にあります.そもそも歯の矯正治療の場合,何で12歳までが「医療行為」でそれ以上が「美容行為」なのか,まったく理解できません.これを機会に言わせてもらいます.
税務署は年齢による差別をやめろ
すなおに金返せ
閑話休題
毎週日曜夜9時~10時に放映されているN響アワーが3月25日で放送終了になるとのことです 1980年に放送開始といいますから32年間続いたことになります
数少ない長寿番組の一つですね。現在のホスト役は作曲家・西村朗、アシスタントは黒崎めぐみアナウンサーですが、印象に残っているのは作曲家・芥川也寸志、作家・なかにし礼、歴史学者・木村尚三郎が鼎談形式で司会をやっていたころの放送です
この鼎談の中で、芥川也寸志が「幼少の頃、家で鳴っていた音楽はベートーヴェンでもモーツアルトでもなく、ストラヴィンスキーだった。クラシック音楽といえばストラヴィンスキーのことだと思っていた」という発言をしていて、そうか、芥川龍之介の家ではストラヴィンスキーのレコードをかけていたのか」と感心したのを覚えています
2009年まで13年続いた作曲家・池辺晋一郎の司会の時にもよく観ました。池辺氏のつまらないダジャレに辟易しながらも、檀ふみらアシスタントとのトークが楽しくて、飽きずに観ていました 檀ふみは大のチャイコフスキー・ファンで「チャイコさま」と言っていたのを懐かしく思い出します。この人の”天然ボケ”は番組の大きな魅力でした
4月からは作家・石田衣良と作曲家・加羽沢美濃のコンビで新番組「らららクラシック」が始まるそうです。”ららら、科学の子”の乗りかよ!とツッコミを入れたくなりますが、「あらら
クラシック」にならないよう、音楽の魅力を分かり易く紹介してくれることを期待したいと思います
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