24日(火)。わが家に来てから今日で2418日目を迎え、菅義偉首相は23日、自らが支援した小此木八郎元国家公安委員長が18万票の大差で敗北した横浜市長選について、「大変残念な結果だが、市政が抱えているコロナ問題とか、様々な課題についてご判断をされたわけであり、謙虚に受け止めたい」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
菅氏は「総裁選に出馬する考えに変わりはない」と述べたけど それって謙虚なの?
昨日、夕食に「ポークカレー」と「生野菜とアボカドのサラダ」を作りました カレールーはいつも「ハウス バーモント」と「S & B ゴールデン」(中辛)をミックスしています
昨日、ギンレイホールでフィリダ・ロイド監督による2020年製作アイルランド・イギリス合作映画「サンドラの小さな家」(97分)を観ました
サンドラ(クレア・ダン)は2人の幼い娘を連れてDV夫のもとから逃げ出した しかし、公営住宅は長い順番待ちで、ホテルの借住まい生活から抜け出せない そんなある日、サンドラは娘との会話から、小さな家を自分で建てるアイデアを思い付く インターネットでセルフビルドの設計図を探し出し、サンドラが清掃人として働いている家のペギーや建設業者エイドの協力を得て建設に取り掛かるが、執念深い元夫に妨害されてしまう
【以下、ネタバレ注意】
この映画は2人の幼い子供を持つ女性が、周囲の人たちの助けを借りながら、自らの手で小さな家を建てる物語です 家庭内暴力、シングルマザーの貧困、厳しい住宅事情など、現代の社会問題に斬りこみながら、自らの手で希望を見い出していく一人の女性を描いています 主役のサンドラを演じたアイルランドの女優クレア・ダンは、ダブリンに住む親友のエピソードから着想を得て、自ら企画・脚本を手掛けています
サンドラが家を建てたのは、清掃人として働いているペギー家の敷地ですが、ペギー家で内輪の完成祝いをしている時に、事件が発生します せっかく完成したばかりの家が燃えているのです 元夫の仕業でした。裁判で子どもの養育権を奪われた腹いせに、新築の家に火を放ったのです このシーンを観た時、クレア・ダンという人は只者ではないな、と思いました このシーンがなければ、「みんなで協力して造った家が完成しました。親娘3人は幸せに暮らしましたとさ。チャンチャン」で終わっていたでしょう サンドラは燃える家を見て泣き叫びますが、後日、元夫の母親から「息子の行為は許されない。息子は逮捕され収監された。あなたは自由の身だ」と言われ、また一からやり直す決心をします 苦労して建築した家は消失した。しかし最低限手放したくない娘たちは自分の手元に残った。娘たちがいれば生きる希望がある。サンドラはそう思ったに違いありません 私はこの映画を観て、「わたしは、ダニエル・ブレイク」のケン・ローチ監督を思い出しました 扱うテーマや映画化の手法がよく似ています
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