人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

松本幸四郎のサリエリ復活!~ピーター・シェーファー「アマデウス」11月公演

2011年10月04日 06時44分01秒 | 日記

4日(火).昨夕は前の職場のOB会があり初めて出席しました.会のあと懇親会があり,ビールとワインをしこたま飲みました.2次会に呼ばれ,そこでは日本酒をしこたま飲みました.頭が痛いです.自業自得です 四面楚歌です 前途絶望です 閑話休題です

ピーター・シェファ―作「アマデウス」が11月にル・テアトル銀座で上演されます 「モーツアルトが、作曲家サリエリに暗殺された」というストーリーで、随所にモーツアルトの名曲が流れます。1982年に日本初演された時には池袋のサンシャイン劇場に観に行きました。モーツアルトを江守徹が、サリエリを松本幸四郎が、コンスタンツェを藤真理子が演じました。上演はそれ以来、キャストを変え400回を越えるといいます。この作品は映画化され世界的に上映されました。もちろん、映画も観ました。

今回のキャストはサリエリに初演と同じ松本幸四郎が7年ぶりに復活、モーツアルトを武田真治、コンスタンツェを内山理名という若手コンビが演じます

初演時に観て感心したのは、松本幸四郎の素晴らしい演技力とピーター・シェファ―の音楽の選曲のセンスの良さです。モーツアルトがコンスタンツェと悪ふざけをしているときに、隣の部屋からモーツアルトの美しいメロディーが流れてきます 序奏に続いて最初はオーボエで、次いでクラリネットで。その時に陰でこっそり聴いていたサリエリは「こんなふざけた奴が、こんなにすばらしい音楽を書いている。自分は一生懸命、神に祈りを捧げながら作曲しているのに、こんな小僧にかなわない。こんな不公平なことがあるものか。自分は平凡な人間の代表として、神に復讐してやる」と決心します。その時に流れていたのが、「グラン・パルティータ」(別名・13管楽器のためのセレナーデ)でした。モーツアルトの天才性を気付かせる音楽として、これほどぴったりの曲はないと思わせる素晴らしい選曲でした このメロディーが流れてきたときは、あまりの感動に背筋が寒くなりました。今月1日にトッパンホールで聴いたオーボエの渡辺克也他による演奏の時もそうでした.

11月はコンサートの予定がすでに9回入っているので、その間隙を縫って12日(土)午後12時半からのチケットを買いました。幸い販売開始日に買ったので、やや後方ながら中央ブロック通路側の席が取れました。今からとても楽しみです

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