2017年1月1日(日・祝).toraブログをご覧の皆さま 明けましておめでとうございます
昨年は当ブログをご覧いただきありがとうございました 本年も相変わらずお付き合いのほどよろしくお願いいたします
去年のことを言うと 鬼がせせら笑うと言いますが,2016年最後の昨日は大掃除第3弾を挙行しました 玄関,トイレ,バス,洗面所,キッチン,廊下を全面的に拭き掃除しました 幸い息子がいたので手伝ってもらいました 午後に のっそり起きて来た娘にはリビングを片付けるよう言いつけました キレイになるのは気持ちの良いものです 昨夜は揃って年越しそばをいただいた後,娘はいつもの年末の通りテレビの(くっだらない!)お笑い番組を観て,息子は早々と寝入り(深夜に起きてパソコン・ゲームをやるつもり),私は音楽を聴きながら本を読みました ということで,わが家に来てから今日で824日目を迎え,毛が生え代わりつつあるモコタロが,新年のごあいさつを申し上げます
う~す!今年もtoraブログの表紙モデルとして契約更新したので よろぴく!
閑話休題
私は毎年,①クラシック・コンサート ②映画鑑賞 ③読書 の3つの柱について それぞれ目標を定め,それを達成すべく努力していますが,ここに2016年の目標達成状況を発表します
①クラシック・コンサート 目標 180 回 実績 206回 目標/実績比 114.4%
②映画鑑賞 目標 100 本 実績 179本 目標/実績比 179.0%
③読書 目標 85 冊 実績 71冊 目標/実績比 83. 5%
①②③合計 365 456 目標/実績比 124.9%
①クラシック・コンサートは初めて200回をクリアして目標達成,②映画鑑賞は約8割増で目標達成したのに対し,③読書は前年実績(69冊)をわずかに上回ったものの,14冊(約16.5%)目標に届きませんでした 今年の課題とします.上記の実績を踏まえて次の通り今年の目標を設定しました
①クラシック・コンサート 200回
②映画鑑賞 150本
③読書 70冊
①②③合計 420
いずれも昨年実績を下回る目標設定になっていますが,確実に達成することを前提に設定しました さて,1年後にどうなっていますか
も一度,閑話休題
2016年のクラシック・コンサートの「マイ・ベスト10」を発表します これは昨年1年間に聴いた206回のクラシック・コンサート(無料のランチタイムコンサートは除く)を対象に,ジャンルを問わず最も印象に残った上位10公演を選んだものです
第1位 ワーグナー「楽劇”ラインの黄金”」~ザルツブルク イースター音楽祭イン ジャパン
~ホール・オペラ
クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン.ミヒャエル・フォッレ,ゲアハルト・シーゲル,クルト・シュトライト,アルベルト・ド―メン,クリスタ・マイヤー,藤村実穂子ほか.
11月18日(金)18時30分 サントリーホール
第2位 ワーグナー「楽劇”ジークフリート”」~東京・春・音楽祭2016 ワーグナー・シリーズ~演奏会形式
マレク・ヤノフスキ指揮NHK交響楽団,アンドレアス・シャーガー,エリカ・ズンネガルド,エギルス・シリンス,ゲルハルト・シーゲル,トマス・コニエチュニーほか.
4月7日(木)15時 東京文化会館大ホール
第3位 モーツアルト「歌劇”コジ・ファン・トゥッテ」~演奏会形式
ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団.ヴィクトリア・カミンスカイテ,マイテ・ボーモン,アレック・シュレイダー,マルクス・ヴェルバ,ヴァレンティナ・ファルカス,トーマス・アレンほか
11月11日(日)15時 東京芸術劇場コンサートホール
第4位 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番ハ短調」他~読売日響第565回定期演奏会
ピアノ=イーヴォ・ポゴレリッチ,オレグ・カエタ―二指揮読売日本交響楽団
12月13日(火)19時 サントリーホール
第5位 ブルックナー「交響曲第8番ハ短調」~読売日響特別演奏会
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団
1月21日(木)19時 東京芸術劇場コンサートホール
第6位 モーツアルト「交響曲第35番,第41番,クラリネット協奏曲」~トリトン晴れた海のオーケストラ第2回演奏会
コンサート・マスター=矢部達哉,クラリネット=ポール・メイエ
10月30日(日)14時 第一生命ホール
第7位 ムソルグスキー「展覧会の絵」,ブラームス「ピアノ四重奏曲第1番」~フォーレ四重奏団
10月5日(水)19時 横浜みなとみらいホール(小ホール)
第8位 クァルテット・エクセルシオ ベートーヴェン・サイクル~サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン
ベートーヴェン「弦楽四重奏曲全曲」
6月5日(日),9日(木),12日(日),15日(水),18日(土)
第9位 J.S.バッハ「世俗カンタータ”パンとフェ―ブス”BWV201」~バッハ・コレギウム・ジャパン第119回定期演奏会
ジョアン・ラン,ダミアン・ギヨン,櫻田亮,ドミニク・ヴェルナー,朴瑛実
9月23日(金)19時 東京オペラシティコンサートホール
第10位 ロッシーニ「歌劇”セヴィリアの理髪師」~新国立オペラ
フランチェスコ・アンジェリコ指揮東京フィル.マキシム・ミロノフ,レナ・ベルキナ,ルチアーノ・ディ・パスクアーレ,ダリボール・イェニス,妻屋秀和ほか
12月4日(日)14時 新国立劇場
マイ・ベスト10を見るとオペラ・楽劇が4公演入り,ベスト3を独占していることに自分でも驚いています さらに ワーグナーの楽劇が第1位と第2位を独占したのは初めてです どちらのワーグナーもソリスト陣が素晴らしく,指揮者+オケも最高でした ノット+東響の「コジ・ファン・トゥッテ」は,来日出来なかったソプラノのミア・パーションに代わって歌ったヴィクトリア・カミンスカイテが踏ん張ったのと,ノットのハンマーフリューゲルの弾き振りによるテンポ感の良い 楽しい演奏会でした 新国立オペラの「セヴィリアの理髪師」はアルマヴィーヴァ伯爵を歌ったロシア出身のマキシム・ミロノフに尽きます
読売日響のコンサートが2公演入っているのも例年にないことです 一つは指揮者スクロヴァチェフスキの魅力(神ってた),もう一つはソリストの鬼才ポゴレリッチの魅力です
「トリトン晴れた海のオーケストラ」は,1年に一度のコンサートのために集められた臨時編成の室内オーケストラですが,指揮者を置かず 東京都交響楽団のコンマス・矢部達哉のリードでモーツアルトを3曲演奏しました いずれも集中力に満ちた演奏でしたが,特にジュピター交響曲は圧巻でした
フォーレ四重奏団は過去にも選んでいますが,ムソルグスキー「展覧会の絵」のピアノ四重奏版での演奏は新鮮で魅力的でした
バッハ・コレギウム・ジャパンは過去に「マタイ受難曲」を選んだことがありますが,カンタータを選ぶのは初めてです 「パンとフェーブス」はまるでオペラのように楽しい曲です
クァルテット・エクセルシオはこの「ベートーヴェン・サイクル」が飛躍の第一歩になる記念すべき公演だと思います
さて,あなたにとっての「マイ・ベスト10」はいかがだったでしょうか?
今年もモコタロともども よろしくお願いいたします
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