人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015「クラシックソムリエ・サロン」開かれる~PASSIONS

2015年02月13日 07時01分28秒 | 日記

13日(金)。わが家に来てから139日目を迎え、エサ欲しさに上目使いのモコタロです 

 

          

           ごはん早くちょうだい そんなの朝飯前でしょ

 

  閑話休題  

 

昨夕、東京国際フォーラム地下2階の「展示ホール」でラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015「クラシックソムリエ・サロン」が開かれました 抽選で200名を招待するとのことでしたが、行ってみたら倍以上の500人弱の音楽好きが集まりました 申し込みは1,000人にも及んだとのことで、当初会場はD5ホールでしたが、あまりにも応募が多かったため急きょ会場を変更したものと思われます

かなり早めに受付できたので、センターブロック13列目左通路側の席が確保できました。開場の午後6時半から本番開始の7時まではラフマニノフ、リスト、ショパンなどのピアノ曲がBGMに流れていました

 

          

 

受付で5月2日から4日までのLFJ音楽祭の有料公演タイムテーブルと、各公演の聴きどころをコメントした補足資料が配布されました この日午後2時に記者会見で配布した同じ資料とのことです

サロンはLFJクラシックソムリエの田中泰氏がLFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏にインタビューする形で進められました

マルタン氏によると、今年からLFJの方針が変わり「人間の文化を貫く普遍的なテーマに、より自由で冒険に満ちた音楽との出会いを届ける」ことになったとのことです これから4年計画で展開するということで、今年のテーマは「PASSIONS」(恋のパシオン、祈りのパシオン、いのちのパシオン)で、2016年が「自然」、2017年が「ダンス」、2018年が「亡命」と決まっているとのこと

次いで、「祈りのパシオン」の観点から今回の音楽祭で取り上げる、マルタン氏お薦め公演を音楽を流しながら解説していきました。取り上げられたのは次の曲です(一部は曲目を挙げただけ)

J.S.バッハ:「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、「カンタータBWV103、BWV198」、「マニフィカトBWV243」。

ヴィヴァルディ「スターバト・マーテル」。モンテヴェルディ「マドリガーレ」。ぺルト「ヨハネ受難曲」。

 

          

 

次いで、「恋のパシオン」の観点から次の曲を取り上げました

ベートーヴェン「月光ソナタ」、「ピアノ三重奏曲第5番”幽霊”」。シューベルト「弦楽五重奏曲」、「弦楽四重奏曲第14番”死と乙女”」。ショパン「ピアノ協奏曲第2番」。J.S.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」。ボロディン「弦楽四重奏曲第2番」、ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲”糸杉”」。

最後に、「いのちのパシオン」の観点から次の曲を取り上げました

チャイコフスキー「ピアノ三重奏曲”偉大な芸術家の思い出に”」。シェーンベルク「清夜」。

以上のほか、ポルトガルの音楽「ファド」やメキシコの作曲家マルケスの音楽も取り上げるとのこと またドイツの5人組「スパーク」はオリジナル曲しか演奏しないが、面白いとのこと

若手の演奏家で注目株はピアノのベアトリ―チェ・ラナ、レミ・ジュニエ、指揮者ではロベルト・トレヴィーノとのこと マルタン氏は「トレヴィーノはいずれ世界中のオケからオファーが殺到するだろう」と強調していました

これから3日間のプログラム一覧を見ながらじっくりと自分自身のタイムテーブルを組んでいきたいと思います まず、J.S.バッハの「マタイ受難曲」(鈴木優人+バッハ・コレギウム・ジャパン)と「ヨハネ受難曲」(ミシェル・コルボ+ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル)は外せないでしょう マーラーの「ピアノ四重奏曲断章」とブラームスの「ピアノ四重奏曲第3番」(プラジャーク弦楽四重奏団)の組み合わせも是非ものです アンヌ・ケフェレックの「スカルラッティ作品集」や萩原麻未のジェフスキ「ウィンズボロ・コットン・ブルース」も聴きたいけど、これらは会場が狭いので抽選に当たらないと聞けないでしょう ルネ・マルタン氏お薦めの若手ピアニストのプログラムも聴いてみようと思います

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