人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

連城三紀彦著「流れ星と遊んだころ」を読む~レジェンド級の傑作か?!

2015年02月24日 07時00分53秒 | 日記

24日(火)。わが家に来てから149日目を迎え、きのうの誤りを認めるモコタロです 

 

          

          きのう倒したのはモコタロザウルスではなくてカボチャマンだった

 

  閑話休題  

 

昨日、ネットでバッハ・コレギウム・ジャパン(B.C.J)のチケットを手配しました 鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンが「第45回サントリー音楽賞」を受賞した記念コンサートで、J.S.バッハ「ミサ曲ロ短調」が演奏されます 先日、BCJ事務局から定期会員あてにチケット先行発売の案内ハガキが届いていたのですが、サントリーホールでもメンバーズ・クラブ会員向けに先行発売されていたので、こちらから申し込みました ソプラノ=ハンナ・モリソン、レイチェル・二コルズ、カウンターテナー=ロビン・ブレイズ、バス=ドミニク・ヴェルナー、テノール=櫻田亮が出演します。一般発売は2月28日からで、S席7,000円、A席5,500円、B席4,000円、P席3,000円です。バッハ愛好家は必聴ですね

 

          

 

B.C.Jの次年度最初のコンサートはJ.S.バッハ「マタイ受難曲BWV244」です。4月3日(金)午後6時半から東京オペラシティコンサートホールで開かれます。こちらも必聴です

 

          

 

  閑話休題  

 

連城三紀彦著「流れ星と遊んだころ」(双葉文庫)を読み終わりました 連城三紀彦は1948年、愛知県生まれ。81年に「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞を、84年に「恋文」で第91回直木賞を受賞。2013年10月19日に死去しています

 

          

 

北上梁一は落ち目な大スター「花ジン」こと花村陣四郎の下でマネージャーとしてこき使われている 北上は43歳の誕生日の夜、一組の男女と出会う。秋葉一郎と柴田鈴子(れいこ)だ。北上は独特の雰囲気を放つ秋葉を大スターに育て上げることを決意する そこで、鈴子を巻き込んで花ジンから大作映画の主役を奪おうと画策する。ところが、3人の思惑が絡み合って、主役が脇役に、脇役が主役にといった逆転が起こり、話は思わぬ展開をみせる

この本の帯に「まさに”レジェンド”級の傑作だ!」とありますが、相当、話が複雑で分かりにくいので、素直に「ハイ、そうですね」と言う訳にはいきませんが、面白いことは面白いです 読者は著者の仕掛けた罠にまんまと引っかかり、翻弄されます。標題の「流れ星と遊んだころ」の”流れ星”というのは、映画スターの”星”を意味し、その星が”流れ星”であるところに意味があります

 

  最後の、閑話休題  

 

昨日聴いたCDは、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番”死と乙女”です。演奏はウィーン・コンツェルトハウス四重奏団です 今夜、古典四重奏団の演奏で聴くのでその予習です

 

          

コメント
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