人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

諏訪内晶子,所得隠し事件に思う

2011年07月14日 07時25分11秒 | 日記
14日(木).一昨日の夕刊各紙に「諏訪内晶子さん所得隠し 5年間で7千万円」という記事が載りました.記事を要約すれば,

国際的なバイオリニスト諏訪内晶子さん(39)が東京国税局の税務調査を受け,2009年までの5年間で約7,000万円の所得隠しを指摘された 経理ミスなどを含む申告漏れの総額は約9,000万円で,同国税当局は重加算税など約3,000万円を追徴課税した.諏訪内さんはすでに修正申告した.関係者によると,諏訪内さんはコンサートの報酬など国内で得た収入は申告していたが,海外公演の報酬の一部を申告していなかった 諏訪内さんは「海外所得に対する見解の相違と,事務手続きの不備による申告漏れを税理士から指摘され,3月に修正申告した」とコメントしたーというものです.

こういう記事を見るにつけ思うことは,「世界的に名前の知れた演奏家であろうが,だれであろうが,脱税は違法行為だ.われわれサラリーマンは源泉徴収で自動的に所得税を引かれてしまう.不公平ではないか」「彼女がやっているのなら,他にもやっている演奏家がいるに違いない」ということと,同時に「一流の演奏家はこんなに儲かるのか」という下世話な感想です 一ファンとしては非常に残念なことです

とくに美人バイオリニストで通っている諏訪内晶子の場合は,90年にチャイコフスキー・コンクールで優勝したときの清潔なイメージがあるので,今回の事件は,まるでトイレで内緒でタバコを吸って,生徒指導の先生から「未成年者はタバコを吸っちゃいかん」と叱られて「わたしはスワナイ!」と言い逃れをしている女子高生のような感じがして,どうにも居心地が悪いですね 

はたして”呼び屋”のkajimotoは今後も諏訪内晶子を国内演奏会のソリストとして売り込むでしょうか? 多分,ほとぼりが冷めるまでスケジュールを海外での演奏に搾るのでしょうね 私自身は,といえば,あえて彼女の演奏するコンサートのチケットを購入することは,しばらくないでしょう
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