今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
(お問合せ)tomytmzk@titan.ocn.ne.jp
 

久々のPEN-S 3.5の巻

2020年11月07日 15時00分00秒 | ブログ

その前に、今日はイオンが5%オフの日なので買ってもらいましたよ。エフトイズのチピスケシリーズです。機種は零戦52型、震電、一式陸攻、月光の4種類ですが零戦と一式陸攻には塗装バージョンで2種類あります。先日の一式戦闘機では加藤部隊長機は店頭箱(10入り)の手前左側を買いましたら当たりでしたので、今回も同じ場所の個体を選びましたら箱絵のゼロ戦の10機分デガール入り(2-B)が出ました。偶然ですけどね。デフォルメされた機体が可愛いです。零戦2種の違いはプロペラの塗装が銀色か茶色だけで、後はデガールの違いです。

迷彩の塗り分けから中島製の零戦としていますね。バッファローみたいです。飛行姿勢と着陸姿勢に組み分けできます。あと、増槽と爆装が選べます。今度は一式陸攻が欲しいところです。企画制作は海洋堂と記載されていますが、最近の商品はギミックに偏っていてスケール感が落ちているように感じます。以前のF6Fなどは1/72スケールに迫る精密金型でしたが、その点が少し残念ですね。そろそろ旧海軍のフルハル艦船モデルも復活して欲しいです。

で、最近PENはどこへ行ったの? やっとPEN-S 3.5が来ました。ぱっと見、非常にきれいな個体で過去に整備をされていますね。気になるのはチグハグなところ。

 

前玉のリングナットのスリ割りが大きく壊されていて、それが良く見なければ分からない程度に巧妙に塗装されています。かなり上手なタッチアップです。

 

レンズは前後の繊維片もありますが、汚れているようです。しかし、後玉の曇りは感じませんね。交換されているのかも・・

 

ファインダーの前面ガラスの接着が外れ、カタカタ動きます。そもそも整備済でこの曇り方は何でしょう?

 

 

最近RED照明に換えたら色温度が合いません。シャッターリングを回すと非常に重くガスガスした感触です。感応性能にも注意をして組み立てなければなりません。

 

シリアル№は#1534XXですのでスプールはELタイプに変わっているのは正しい。気になったのはトップカバー側面の留めネジがスリ割りですね。14万代の個体でも+ネジに変わっている個体もありますが、シリアル№は必ずしも製造順ではありませんので過渡期ということでしょうね。

 

ファインダーの前面ガラスの接着が外れていました。エポキシは樹脂とガラスは相性が良くないようです。対物ガラスも分離して清掃します。

 

シャッターユニット。過去に分解修理を受けていて作動はしています。シンクロターミナルが接点の確実性の高いものに変更されています。

 

では、シャッターから組んで行きますよ。特筆するようなところはありませんので簡単にUPです。いつもの作業です。しかし、この個体は1967年5月製の後期のシャッターですので、シャッター羽根の作動リングやシンクロターミナルなどに変更があります。過去に分解を受けています。画像8時付近の

 

部品の状態は良好ですけど、何故かスプロケット軸に錆びが見られます。それによって分解が固着で困難でした。部品はすべて洗浄しています。

 

本体にはすでにシャッターユニットをセットしています。巻上げダイヤルと駒数板を取り付けます。

 

 

洗浄したカム板をセットします。

 

 

レンズは清掃で良好となりました。レンズを清掃接着をしたファインダーをトップカバーにセットして本体に取り付けます。

 

本体の塗装剥がれも無く程度の良い個体でした。#1534XX (1967年6月製)

 

 

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久々のPEN-S 3.5の巻

2020年11月07日 15時00分00秒 | ブログ

その前に、今日はイオンが5%オフの日なので買ってもらいましたよ。エフトイズのチピスケシリーズです。機種は零戦52型、震電、一式陸攻、月光の4種類ですが零戦と一式陸攻には塗装バージョンで2種類あります。先日の一式戦闘機では加藤部隊長機は店頭箱(10入り)の手前左側を買いましたら当たりでしたので、今回も同じ場所の個体を選びましたら箱絵のゼロ戦の10機分デガール入り(2-B)が出ました。偶然ですけどね。デフォルメされた機体が可愛いです。零戦2種の違いはプロペラの塗装が銀色か茶色だけで、後はデガールの違いです。

迷彩の塗り分けから中島製の零戦としていますね。飛行姿勢と着陸姿勢に組み分けできます。あと、増槽と爆装が選べます。今度は一式陸攻が欲しいところです。企画制作は海洋堂と記載されていますが、最近の商品はギミックに偏っていてスケール感が落ちているように感じます。以前のF6Fなどは1/72スケールに迫る精密金型でしたが、その点が少し残念ですね。そろそろ旧海軍のフルハル艦船モデルも復活して欲しいです。

で、最近PENはどこへ行ったの? やっとPEN-S 3.5が来ました。ぱっと見、非常にきれいな個体で過去に整備をされていますね。気になるのはチグハグなところ。

 

前玉のリングナットのスリ割りが大きく壊されていて、それが良く見なければ分からない程度に巧妙に塗装されています。かなり上手なタッチアップです。

 

レンズは前後の繊維片もありますが、汚れているようです。しかし、後玉の曇りは感じませんね。交換されているのかも・・

 

ファインダーの前面ガラスの接着が外れ、カタカタ動きます。そもそも整備済でこの曇り方は何でしょう?

 

 

最近RED照明に換えたら色温度が合いません。シャッターリングを回すと非常に重くガスガスした感触です。感応性能にも注意をして組み立てなければなりません。

 

シリアル№は#1534XXですのでスプールはELタイプに変わっているのは正しい。気になったのはトップカバー側面の留めネジがスリ割りですね。14万代の個体でも+ネジに変わっている個体もありますが、シリアル№は必ずしも製造順ではありませんので過渡期ということでしょうね。