新潟県観光人材育成セミナー番外編で、新潟県燕市と三条市で毎年開催されている「
工場の祭典」をめぐる研修会でした。
「工場の祭典」とは、ものづくりをしている企業が工場を解放してくれるイベントで、2013年にスタート。今年で4年目を迎えました。期間は終わっていますが、今回は特別に研修会を開催。
ガイドをしてくれたのは、今回の企画提案者であり、工場の祭典実行委員長、そして観光人材育成セミナーの受講生でもある山田さん。
カトラリーを「
ラッキーウッド」というブランド名で作っている
小林工業さん
我が家のカトラリーのほぼすべてがラッキーウッドです
平日だったので、工場内は全稼働中
ガッチャン、ガッチャンものすごい機械音です
大きな音で稼働している機械と職人さんがかっこいいです
紅葉がきれいな「
玉川堂」さん
職人さんが下を向いて、カッチン、カッチン叩いています
一枚の銅板を金づちで叩いて起こして
口打ち出しという技術で、急須を作る伝統工芸品です
私も愛用している
ネイルニッパー(爪切り)を作っている
諏訪田製作所さん
ニッパーの先を閉じた時に、刃の重なり部分が完全に消えます
その調整を1日中行っている職人さん
今日の見学の中で、最もびっくりしたインパクトあるシーンでした
ショップでは、みんなで爪切り体験
最後は、包丁を作っている
タダフサさん
赤く熱した四角い金属を叩いて、強くして
包丁の原型ができあがります
タダフサさんでは、特にパン切包丁が有名で
パンのテレビCMやドラマなどでも数々使用されているそうです
切った時にパンくずがでないことで人気
無口な職人さんたちの背中から静かに見学させていただきました。
動きまわり、飛び回っている観光業の人たちにとっては
一日中、何年も、何十年も同じ手仕事を繰り返し、技術を鍛練している職人さんたちの姿は
まさに別世界であり、感動しました。
ありがとうございました
素敵