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これから鑑賞の人は読まないで~映画「君の名は」

2016年09月20日 | よもやま話

娘と一緒に、久しぶりに映画に行ってきました

男女が入れ替わるというストーリーは、今までもどこかで視たような・・・
ドラマ・トミーとまつ(笑)とかね。

しかし、
あっと驚く予測不可能な展開に圧倒されました。

東日本大震災を感じさせる映像は、ショックだったし
過去と現在を行き来する流れは、分かりにくい部分もあり
小学生くらいでは、理解できないかも

だからこそ、お金を払って、映画館でしっかりと観た方がいい映画です。
しっかりと観ても、もう一度確認しておきたい部分があるので
多くの人たちが「もう一度観たい」と思う理由が良くわかります。

「どこが感動した?」って言われても説明ができないのですが
私たちにかけている部分を美しい映像で表現してくれている感じがして
泣けるのです

観終わって、最も印象に残るシーンは、
和室や玄関、電車などの扉がバタン!と閉まるシーン
(閉まってしまうシーンという方が正しいのかも)

レールの上にカメラを置いて、
向こうから扉が閉まってしまうシーンが
たくさん出てきます。
(扉が開くシーンもたくさん出てきます)

それが、すごく考えさせられます。

監督さんによれば、「境界線」を意味しているんだとか

境界線

境界線

震災があって、助かる人と助からない人の境界線
受験があって、受かる人と受からない人の境界線

人生って、選択の連続

やる?やめる?
行く?行かない?

ダイエット中・・・食べる?食べない?

あの企業に就職する?この企業にする?

帰る?それとも帰らない?

どちらを選んで行動するかで、幸せになったり、不幸になったり
生きられる人、生きられない人
そんな境界線を考えさせられる内容でした。

あの時の境界線、選択が、
あの時、あっちを選んでいたら・・・
と思っても、過去に戻ることはできません

でも、考えてしまう~あの時、もっとこうしていたら・・・

そんなことを考えていたら、
そんなことを考えていないで、
よし!やってみよう!って思えた

ちょっと不思議で、今までになかったような貴重な経験や思考になる映画です。