なぐも 友美公式ブログ~皆さまとの出会いに感謝!

「にいがた県内専用バスガイド」「観光ガイドタクシー運転手」日々のお仕事やプライベートの日記をお届けします♪

だめだめな社員時代③

2012年06月04日 | なぐも友美とは?
実務訓練と呼ばれる暗記発表で、暗記をしてこない私。
観光バスの車内は、一番前に超大先輩、その後ろに5.6人の新人ガイド、
暗記してきた内容と、ご案内対象物を照らし合わせてしゃべる訓練なので
既定のルートを走る観光バス。

私の順番が回ってくる、おも~い足取りで
バスガイドの立ち位置センターに立つ、
マイクを持って、一礼「よろしくお願いします」
と言ったきり、一言も言葉が出てこない。本当に一言も出ない。出てくるはずもない。
ただ、黙ったまま、沈黙の中、ご案内対象物がどんどん通り過ぎてゆく、
超大先輩の顔色どんどん曇る、
車内の空気一気に緊迫してくる、

「はい、もう結構です」超大先輩から一言

よっしゃ~やっと言ってくれた~その一言を待っていたぁ~解放感ヽ(^o^)丿
私のこころの声。

実務訓練終了後、超大先輩から、新人ガイドそれぞれの評価が言い渡される。
「えぬさん、川のご案内は良かったけど、え~が口癖なので気を付けて」
「あいさん、歴史のお話はマイナス部分が多すぎます」という具合に
私以外の評価が言われて、さて、私の順番!と思ったら
「今日の訓練は、これで終わります。お疲れさまでした。」

私は、存在しなかった状態。。。先輩はめちゃくちゃ怒っているはず!
なんて、ショックを受けるどころか、
「評価なんて、どうせ全部ダメ出しだし、ダメ出しされるとショックで余計言葉でなくなるから
評価がなくてラッキーヽ(^o^)丿」私のこころの声。

満点の笑顔で、「先輩!ありがとうございました!」


本来なら、そこで「先輩!私の評価はないのでしょうか!!」と食い下がれば
まだ、先輩はかわいがってくれたはず。
超大先輩を敵に回すことは、ドライバーも会社も的に回したようなもの。

そんなことはつゆ知らず、お気楽なバカ新人が
「バスガイドって天職!」と言えるようになった訳は・・・