今日（12/18）の北日本新聞４面下欄の記事に注目しました。先般、日退教のジェンダー平等委員会に参加した立場上、このような記事につい関心が向きます。
記事は、世界経済フォーラムが発表した２０１９年版の「男女格差報告」を簡潔に載せています。特に日本の順位が問題です！ ついに日本は１２１位と後退。先進７カ国（Ｇ７）中で最下位です。とりわけ政治への参画と、経済での管理職・経営層が少ないことが低評価に繋がっているようです。
しかし、問題はこれだけではありません。そもそも日本はＩＬＯ条約１９０号（仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶に関する条約）を批准していません。国政において法整備を整え、このＩＬＯ条約を批准しようという動きが鈍いのです。だから、一向にパワハラ、セクハラ等の様々なハラスメントが解消されないのだろうと考えられます。だから、先般の伊藤詩織さんが受けた性的暴行事件でも、訴えた本人がバッシングを受けるというとんでもない世間の動きが出たわけでしょう！？
今日先ほど、伊藤詩織さんが提訴した民事裁判での勝訴の報が入りました。（よかった！しかし、刑事は不起訴処分になってしまいました！これの経緯が大変怪しいのです！国家権力が働いたと見られています・・・。） 私たち国民の願いは、皆が平等に幸せになれるよう公明正大な司法や政治の働きです。願いとは逆行していることが多すぎるような気がします。（土）
