tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

政権圧力 妥協の一手

2016年08月01日 | 日記

 これは、一昨日(7/30)の北日本新聞朝刊6面の見出し。先(7/29)の日銀追加金融緩和についての記事でした。リード文には、「『アベノミクス再起動』へ連携を迫る政権側に追い込まれた。妥協の産物とも言える今回の決定は、日銀の独立性への懸念も残した。」と、ありました。この懸念通りというよりは既に日銀の独立性が損なわれていたように思います。これまでの金融緩和等の日銀の政策は全て官邸の意向に沿ったものです。
 安倍政権になってからは、NHKを筆頭にマスコミも政府のご機嫌伺いの傾向が有り有りの様子で心配です。志のあるジャーナリストなどはこの状態を大変嘆いているようでもあります。
 このような中、昨日、東京都知事選では小池百合子氏が大勝しました。自民党組織を敵に回しての大勝は痛快でもあります。都民でなくとも大きな関心を集めた今回の都知事選。巨大自民党の圧力に屈しなかった小池百合子氏の当選には、巨大権力に一矢報いる芽が感じられて、ちょっぴり嬉しくもあります。
 最近、この日本に漂っている「政権に逆らうな、黙って従え」というような空気感には怖さも感じられ、何とかこれを崩して行かねばと思うこの頃です。(都知事の小池さんにもちょっと期待したい・・・。)
 
※明日(8/2)から6日の土曜日まで、富退教会員の中村勇さんと熊本の被災地へボランティアに行ってきます。県教組経由での日教組の参加要請に応じるものです。私たちの作業は「木山中学校の引っ越し作業」と「地割れの修復、グランド整地や草取りなどの環境整備その他」となっています。万が一の雨天に備えて長靴も必要かと思いながら、「そうだ登山靴で行こう。」と考えました。登山靴は防水も効いて蒸れないので、結構重宝します。帰宅したら、番外編として少し報告してみたいと考えています。(土)