tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

番外編…被災地復興ボランティア報告(1)

2016年08月09日 | 日記

 2日(火)から6日(土)まで、富退教会員の中村勇さんと2名で熊本の被災地へボランティアに行ってきました。日教組の参加要請に応じたものです。私たちは第1タームとして今回の派遣。今後にもさらに長期間の第2ターム、第3タームとしてのボランティア派遣が計画されています。いずれも学校現場への支援ボランティアで、第2・第3タームでは、児童・生徒への学習指導支援も予定されています。
 今回、私たちの担当箇所は益城町立益城中央小学校。同校で依頼される作業に応えました。ボランティアとしての活動日は実質3日間(3日~5日)。連日35℃前後の猛暑の中でしたから、毎日、午前中一杯は校庭の草刈りをして、午後からは日陰や校舎内での作業に取り組みました。刈り払い機での草刈りの後、刈り取った草の片付けを終える頃にはサウナ以上の汗をかいて衣服はびっしょりと濡れ、水分補給が大変でした。幸いシャワーが利用できたので、昼食前に着替えることが出来、午後からは比較的楽な作業として、雑庫の整理・照明器具の掃除・エアコンフィルターの掃除等に従事したので体力的には若干の余裕もありました。
 益城中央小学校の校区は熊本県でも最も被害が大きかった地区なので、被災した家屋をたくさん見ました。だから、改めて震災の大きさを実感したところです。益城中央小学校は築6年で被害は比較的少なかったのですが体育館は避難所になっており、そのため学校運営にも支障をきたしているようでした。
 小学校のすぐ隣にある木山中学校は、被害が大きくて益城中央小学校の校舎を間借りして学習していたようです。私たちが活動していたときも、小学校の校舎を使って中学校の保護者懇談会が行われていました。
 両校とも、夏休みの前後1週間ずつを課業日として授業時数の確保に努めるということでした。教職員の皆さんは疲労困憊の様子で、私たちの若干の協力でさえ感謝されたので、私たち2人も行ってよかったと思いました。
 以下に、校区の被災家屋と学校に寄せられていた励ましのメッセージの画像を挿入しておきます。メッセージだけでなく、いろんな支援物資も山積みになっていたのが印象に残りました。(土)