にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【観劇】『江戸宵闇妖鉤爪』

2011年01月02日 | STAGE
本当は表題の作品だけじゃなくって、大阪松竹座「寿 初春大歌舞伎」の夜の部を観に行ったんですが・・・(^-^;
夜の部の演目は
一、八陣守護城 湖水御座船の場
二、廓文章 吉田屋
三、江戸宵闇妖鉤爪
の三作品。
まず八陣守護城は、徳川家康に毒酒を飲まされて船で帰郷する加藤清正のお話・・・って登場人物の名前は替えられてますけどね。これは以前文楽で見たのですが、文楽より地味に感じたなぁ・・・。
次の廓文章 吉田屋は、吉田屋の夕霧に入れあげて借金を作り感動されてしまった藤屋の若旦那伊左衛門が、夕霧が病と聞き吉田屋にやってきて・・・という最後はめでたいお話。これも以前文楽で見てるんですよね。すねまくりの伊左衛門は文楽の方がかわいかったな・・・。
となぜか、この二作は文楽の方がよかったって感じてしまった。
ま、これは今日のメイン江戸宵闇妖鉤爪に気持ちが行ってるからかも・・・(^-^;

江戸宵闇妖鉤爪
元は言わずと知れた江戸川乱歩の「人間豹」
この作品の二作目『京乱噂鉤爪』が以前BSだったか・・・で放映されて録画して見てすごく面白かったんで、この第一作目がすごく観たかったんですよねぇ。
時は幕末、この女と狙った女を百日という日を定めて殺める人間豹恩田乱学。商家の娘お甲を手にかけ、それから一年後女役者お蘭を手にかける。二つの事件の犯人が人間豹恩田乱学と知った明智小五郎に、恩田乱学自らが挑戦状をたたきつける。

二作目の『京乱噂鉤爪』の方が物語としてまとまっているような感じがしましたが、それでもやはり面白い!
小五郎の妻女がお文!その名前だけで感動するなよ・・・って話ですが、やっぱ感動しますよ(笑)。
生で見る宙乗りいいですわぁ。3階席だったもんだから「キタキターッ」って感じがあって間近なので感動!

さて、明日はDVDに落として残してある『京乱噂鉤爪』をもう一回みようかな。

-2011.1.2 大阪松竹座-


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