にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【舞台】『オーム・シャンティ・オーム 恋する輪廻』(宝塚)

2017年08月06日 | STAGE
『オーム・シャンティ・オーム 恋する輪廻』
脚本・演出/小柳奈穂子。
出演/紅ゆずる。綺咲愛里。七海ひろき。美稀千種。麻央侑希。

あらすじはこちらわたくしの映画の感想ページでhttp://www17.plala.or.jp/tomekichip/indo/impression2.html#jump11

今年の一月に星組新トップコンビ、紅ゆずるさん綺咲愛里さんのお披露目公演として東京だけで公演された『オーム・シャンティ・オーム』宝塚ファンではない私は、お披露目だかなんだか知らないけど宝塚が『オーム・シャンティ・オーム』を演るって!?東京だけ!?と、モヤモヤしておりましたが、大阪公演もあると知り、知人に頼んでチケット購入。3階席だけどほぼセンターというベストポジションで観劇。
初宝塚、さてどうだろう?って思っていたら舞台始まってすぐ見事に引き込まれました。なんたって映画ファンの心をわかって下さっているような演出。素晴らしい!私この作品を初めて観たのは2009年国立民族博物館。そして2013年シネマート心斎橋でマサラシステム上映で。家でも観たり・・・もあるので、5回くらい見ている。2009年の初鑑賞から8年。末広がりのこの8年後の2017年に宝塚版!この感動はやはりラッキーなわけですよ。この作品にかかわった宝塚歌劇団星組のみなさん。宝塚歌劇団のスタッフの皆様にお礼が言いたい!本当に楽しかったし、うれしかった!ありがとうございました!ネットでこの作品のことググってると宝塚歌劇ファンの方には、ちょっとなぁ~って思った方多かったようですが、インド映画ファンは絶賛です(笑)。でも宝塚ファンの方のブログによると、この主演オーム役の紅ゆずるさんって、この作品のオームのように脇役から主演へと登ってきた方だそうで、ファンの方にはオームと紅ゆずるさんが被って映ったようですね。脚本・演出の方は元映画をしっかりご覧になって下さったんだろうなぁって思うくらいに映画に忠実。でも無理な場面はうまく舞台用に変更されていて、本当に素晴らしい。出演者の方たちもしっかり元映画ご覧になって下さったのかなぁ。と感じるところが多々ありました。主演の紅ゆずるさんは、シャールクのコミカルさをきっちり踏襲されていて、観ていて本当にうれしかった。マサラミュージカルと題しているだけあって、元映画の曲にうまく日本語を乗せながら、オリジナル曲も間に入れて、素敵なミュージカルとなっていました。で、宝塚ファンも素晴らしい!アップテンポな曲には手拍子が、そして『オーム・シャンティ・オーム』の手拍子、途中三連になるところちゃんと三連になっている!
マサラナイトというイベントで客席も一緒に踊ろうという日があったようですが、私がチケットとった日には当たっていない・・・残念。と思っていたら、マサラシステムカーテンコールでした!楽しかった!
まあ今後マサラミュージカルはないだろうけど、もしやるんだったら、この作品のような派手さはないけど、ベタな恋愛モノなんか向いているんじゃないかな?なんて私は思う。『たとえ明日がこなくても』とか『ミモラ心のままに』とか。一緒に行った友人は 『時に喜び、時に悲しみ』『ボンベイ』あげてましたね。
マサラじゃなくってもまた宝塚観たいな・・・って思ってしまった夜でした。

-2017.8.5 梅田芸術劇場-


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