にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【観劇】『蜉蝣峠』

2009年05月03日 | STAGE
『蜉蝣峠』
脚本:宮藤官九郎。
演出:いのうえひでのり。
出演:古田新太。堤真一。高岡早紀。勝地涼。木村了。梶原善。他。

蜉蝣峠で無為に日々を送る一人の男。自分が何者なのかもわからず、誰に言われたかも忘れたが、ここ蜉蝣峠で待つように言われたからとただ待っている男"闇太郎"。たまたま蜉蝣峠を通りかかった元役者の銀之助は、その不思議な男闇太郎を連れてろまん街へ。街はならず者が集まり、立派組と天晴組による勢力争いが日々繰り広げられていた。

端っからクドカン脚本ってことである程度の覚悟はして出かけましたよ。『大人計画』は一度も観たことないし、映画でのクドカン作品ってのも一作も観たことがない。なんか合わない予感が常にあったので。でもDVDでですが、『メタルマクベス』は観てるんですよねぇ。いや、あれは全然ダメってことはなかった。面白く観たクチです。たださすがにあのゲロネタだけは勘弁してほしかった。しかも・・・どこまでひっぱんねんそのゲロで!・・・とちょっと腹立ちました。マーライオンなんて観てて気分悪くなっちゃったよ。そんなもんで、ゲロはいやだなぁ・・・と(笑)。
ところが!いやぁ・・・なんなんだよ始まっていきなりの○ンチにチ○コって!?子供かよ!しかも古チンがフルチンでシコシコやってんじゃねぇよ!(爆)。かるーくめまいしましたね。これゲキシネなんてのになったらどうなるんだろう?考えるだに恐ろしい(笑)。まぁ、まぁ、一幕は導入部ってことでおちゃらけで、とりあえずは流そう。でも一幕後の休憩の時前を歩いてた男性が「こんなに下品だとは思わなかった」と語っているのを聞き心の中で思わず「確かに!」と同意しちゃいました。思うことは一緒なんだ。本当に下品だ。しかもあれ本当にいるのか?(爆)。二幕は全うに進んでくれたので、まずまず一安心。しかしこの作品もう一回観たいか?と言われると・・・もういいや。まぁ、全然面白くなかったか?と言われるとそんなことはないんですよ。それなりに楽しみましたしね。でも・・・下品だし後味悪いし・・・(^^;。前回の『五右衛門ロック』がすごく楽しくって気分が高揚したので、なんか今回は余計にしんどい。

-2009.4.26 梅田芸術劇場メインホール-

最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドリフだと思って見てました(笑) (mami)
2009-05-06 00:27:49
とめさんの感想で心の準備が出来ていたこともあって、下ネタ攻勢はなんとか耐えることができました(^^;)

"闇太郎"の「俺は生きていたい。でないと俺の中のお前が消えてしまうから…」とかいうセリフにじーんときたり、「敗地」以来つい気にしてしまう逆木さんが目立ってて嬉しかったり(笑)、小ネタでいろいろ楽しんでましたが、話を変に込み入らせすぎかな、という感じがしました(銀ちゃんとサルキジのところとか)。

「いのうえ歌舞伎」の他の作品を見てないので分かんないのですが(五右衛門…は違うんですよね?)もっと単純に娯楽作品として楽しめるもののほうが好きかも。土ワイみたいに(笑)
返信する
確かにドリフでしたね(笑)。 (とめ)
2009-05-06 19:28:46
mamiさーん。
下品だし、変なとこ小難しいし・・・って印象なんですよね。私には。(^^;
これってでもいのうえ歌舞伎なのかなぁ・・・なーんかねぇ・・・違うんですよ。
そうですか、いのうえ歌舞伎未見ですか・・・了解致しました(謎)。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。