明治に活躍した浮世絵師、小林清親(1847~1915)は、光と影を印象的に表現した「光線画」と呼ばれる木版画のシリーズで知られます。明治初期、赤や紫の合成染料を用いたいわゆる「赤絵」のような派手な色づかいが大勢を占めるなかで、季節や天候の繊細な移ろいを淡い色彩で表現した清親の作品は、浮世絵に新たな風を吹き込みました。
とは同館HPが語る本企画展趣旨。
これだけぐるっとパス片手にぐるぐる?していますので、この辺の説明は不要、これは行かねば、なんですが…
町田は遠い^^;
まんまと快速急行を捕まえて、2駅先が町田、は品川駅出て2駅目は名古屋、とほぼ同意義か?
そこからテクテク、芹が谷公園を目指します。
おお、館内はかなりの人出、触りは清親以前の浮世絵が並びますが、その後はこれまで私が見たことのない作品中心に、次第に”光線画”的要素を深めていく彼の作品がまあ並ぶ、並ぶ…
その中には両国の火事など著名な作品も含まれるのですが、彼の作品はそう喧伝されているからといって、光だけをこれでもか、と強調するようなことはなかったんだな、と気付きます。
基本、見た目に忠実に、でも影などを効果的に使う、が本質と見ました。
なかんずく最終コーナーには織田一磨、川瀬巴水など私の好きな作家の作品も展示されていたのですが、
写真添付で紹介はその後の常設コーナー、写真撮影可だったところからの2品。
川村清雄、今回の常設紹介はこの作品でしたが、の「卓上静物」と、
この何ともキッチュな豊原国周「梅幸百種の内、英人スペンサー」。
などなど、最後はやや疲れ切った大量の展示の拝見料は800円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計14,310円となりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます