シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

藝大美術館「皇室の彩+子供は誰でも芸術家だ、問題は大人になっても芸術家でいられるかだ+SPIRAL」 ぐるっと2017Part3Vol12

2017-11-25 | ぐるっとパス2017

そろそろ…

と思って向かった藝大美術館、表件の企画展動いております。

って、実は展示詳細は全く知らなかったのですが、えら混んでる(^^;

 

要は戦前天皇家でご成婚などの機会に献上された著名芸術家、工芸家の作品をイベント毎に展示する、というもので、

訪問客の多くは美術好きというより皇室好きの方々でありましょう。

だって、説明書きだけ読んで、作品に目をやる方は少ない…

 

どうやら、下の写真でもどっしり座った木造彫刻として残る、正木直彦さんという美術学校のドンが色々仕切った風が展示から読み取れるのですが、

大観さんなんて毎回富士山の墨絵、笑ったのは小堀鞆音さんがあいも変わらず天の岩戸を描いていること。

全体としては素晴らしかったのですが、人が多過ぎました。

************

 

それでは3階に上がって、これは無料展ですが、

ブログタイトルに記した言葉はピカソのもの。

まあね、という訳で、小学生の作品から最後は藝大教授、たって日比野克彦さんにO−JUNさんですけどね(失礼!)の子供時代の作品、の作品が並ぶ。

これがねえ、面白いのよ、階下の有料展で荒んだ?気持ちが癒される^^;

 

この日気になった作品を若干ご紹介。

日本画が中心ですが、最近の大学生は昨今の売れ筋意識なのか同じような作風のものが並べられていました。

正直、青田刈りしたくなったのですが、どうやったら買えるのか?

今回のHPでも紹介されているのは「夜更け」、伊藤寛人さん、藝大2年生であります。

 

そしてこれは山口晃さん。

「来迎図」2015年の作品。

そしてこの後訪問の都美術館、写実画の企画展でも紹介されていた橋本大輔さんの作品。

 

 

最後は「SPIRAL」、木戸修さんという方の退官記念。

 

 

 

 

この大型作品を基本お一人で作られた、と受付の方(美人)がおっしゃっていましたが驚きです。

 さて、今回の入場料は1,300円。これが200円割引になって、ぐるっとパス効果は計8,400円となりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 表参道の秋 2017 | トップ | 代々木公園の秋 2017 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぐるっとパス2017」カテゴリの最新記事