春の府中市美術館は恒例日本画企画展。
「奇想」、「へたうま」、「作画のヒント」など色々な切口で日本画の魅力を伝えてきましたが今回は「ほとけさま」…
展示は人間はどう現世を生きるか、悟りを開いていくか、という仏教の本来の教えが、それでは没後はどうなっていくのか、という問題に突き当たり、
現世で徳を積めば来世で極楽浄土、も仏教に期待される教えとなり、「六道」、地獄と阿弥陀如来信仰などがビジュアル化した作品が今に残る…
罪を何回犯したか分からない身としてはゾッとするような地獄図でありました🥶
毎年恒例、でも今回はスキャナーを変えたのでオレンジのフライヤーがピンクでなくそのままで報告できるかも興味の一つでありました。皆さん、今回のそれ、どうお眼に映りますか?→えらく薄いオレンジ、何か再現できない秘密があるのでしょうか???
その後今回は珍しく円空仏、彫刻にも言及。
そして白隠、仙崖などの禅画。
展示展開は日本人は動物にも魂が宿る、という弁方?で動物画に焦点を当て、
長沢芦雪を中心に応挙、若冲などで締めて満足だった今回。
何時ものように入場料は700円。これが2割割引となって、ぐるっとパス効果は計6,070円となりました。
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