都立梅が丘病院

さて、こちらは梅ヶ丘駅と羽根木公園の間、赤堤通りに面して建つ都立梅ヶ丘病院です。

前からこの存在は知っていましたが、「ぐるっとパス2008」利用時に訪れた世田谷文学館で北杜雄さんの紹介パネルを拝見、お父様の齋藤茂吉氏がここの院長だったことがあり、名作「楡家の人々」もその時のことを舞台にしている、と分かり、更に興味を持ちました。

これらが病院正門前にある齋藤茂吉さんの詩を含めた石碑ですが、病院の近所まで来て、日本共産党のポスターが目に留まりました：　都立梅ヶ丘病院廃止反対…？

調べると、東京都が打ち出した第二次都立病院改革の中で、精神医療関連は松沢病院をベースに精神医療センターを立ち上げ、更に府中に出来る小児総合医療センターも相まって、他の既存病院は統廃合されていく、ということのようです。”廃止”と言う言葉を見た時、”松沢病院、近いよなあ”と思いましたが、どうやらその推測は当たっていた訳ですね。

tokyoboyは事の是非を議論する知識も能力もありませんが、同じ世田谷区に住みながらこういったことは知らなかった、ということで、先ずはの報告まで。