いやー、少し迷いましたかね…
シモキタのごみごみしたところから来ると、江戸川区の果ての葛西は茫漠たる広野に思えます。
でも道中、古刹その他多そうな、と思って到着したこちら。
創建年代は不詳ですが、当地の鈴木氏が家宝の霊剣を祀る宝殿を建て、天文年間(1532-1554)に創建したと伝えられます。平素より不動明王を信仰していたところ、ある時不動明王が当寺に来り安置したものの、他所へしばしば出亡、また、永禄年間の雷雨の際には霊剣が宝殿から庭に出て雷・悪魔を降伏させた状況の如くであったことからこの不動明王を雷不動・波切り不動と呼ぶようになったといいます。
こちらが境内にある雷不動さまなんですが、それにしてもここは神仏混交が明治期の廃仏毀釈を乗り越え、まだ生存中。
小振りな富士山ですが、横にはこちらの富士講の様々な石碑が置かれ、運動が盛んであったことが偲ばれます。
無病息災を願い、女装した若者が町内を駆け回る東葛西の奇祭「雷(いかずち)の大般若」が雷不動の縁日がある2月27日前後の日曜日に毎年実施されています。
も要チェックですね^^
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本社は古くは明和5年(1769年)の昔郷土の鎮守として鎮座いたしており、この度再度の改築であり、今回の改築は都市計画整理事業による、道路築造工事に伴い神社の移転をよぎなくされ、現在地に再建されたのであります。建物も老朽化されており、改築の時期でもあり、地区住民挙って計画に賛成されたのであります。
が1990年。
この地域の鎮守様だそうです。
ということで、ご覧の通り、綺麗な境内でありました。
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