「光の王国」というタイトルを見ると、昨年のフェルメール騒ぎ?を思い出します。
そういうtokyoboyも銀座までフェルメール全作品のリメークを見に行きましたが、今回は西武で買い物していたら招待券を貰った、というもの。
”リクリエイト”という言い方になるんですねえ、折角だから池袋まで行って見ましょう…
さて、今回は本館7階の特設会場。フェルメールを銀座での展示後、ここ西武でやった時は別館2階のセール会場でした
特売売り場の真ん中を区切ったロケーション、周りの物売りの声も聞こえるんですが、まあ江戸下町の風景を表した「富嶽三十六景」を拝見するには、ある意味相応しい環境と言えるかも…
そして、その展示は、というと、リクリエイトという技術と北斎の錦絵がマッチングしてたな、という感想を持ちました。
オリジナルはこのちょっと前、町田国際版画美術館で見たばかり。
でもリクリエイトしたものの楽しみ方はグラスを持っていなくてもディテールが楽しめること、と知りました。
これまでは何気なく拝見していたこの作品、会場では絵中央その下の部分が拡大されて展示されていました。
クリック頂くと良くお分かりになりますが、あぜ道に座る女性2人と恐らく日光街道を行く足軽たち。
で、その拡大バージョンを見ると、あぜ道の女性、左側が脛も露わに開脚状態で座っている、と分かります…
そして、それを見てニヤニヤする足軽たち。
そして、その背景には千住花街
これで、グッと絵の面白さが伝わってくるのです
などと、2013年元旦から楽しませて頂きました