過酷な環境に耐えるしだれ桜

昨日の富山は、雪やみぞれ交じりの冷たい雨が降り、大変寒い1日でした。

桜の花に、雪が降る様は、なかなか不思議な美しさがありますが、突然の寒さに、それを楽しむ余裕はありませんでした。

勤務先のお隣さんに、鉢植えのしだれ桜があります。

奥様の趣味で植えられていたものですが、奥様が他界された今は、何年もカーポートの隅に放置されています。

その鉢に、けなげにも今年も花が咲きました。

なんとかしてあげたい気持ちですが、譲ってくれとも言えず、結局毎年眺めているだけに留めています。

過酷な環境にありながら、こうして美しく花を咲かせているのは、嬉しい事です。

鉢が根づまりしている様で、いつもお水が溜まっていて、とっても可愛そうです。

時々そっと水を捨ててあげるのですが、何日かすると、またどっぷり溜まってしまっています。

我が家のカリンもやっと蕾が開き始めました。

鉢植えなので、あまり大きくなれないと思いますが、桜の代わりに鑑賞して楽しんでいます。

物凄く伸びてしまって、上の方で咲いている花を、じっくり眺められないのが残念ですが・・・。

隣のレンギョウは、今でも咲き誇っています。

満開になってから、かなり経ちますが、結構長持ちしている様です。

毎年楽しみにしている山吹が、ほんの少し開き始めました。

丁度5～6輪程咲いているので、桜なら「開花宣言」と言ったタイミングでしょうか。

昨日撮った写真なので、雨に打たれて寒さに震えている様です。

きょうも、最低気温が4度とニュースで言っていたので、開花の方は、しばらく足踏みしてしまいそうです。

週末は、お天気が回復してくれると良いのですが・・・。