tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

「月見の集い」と「勘兵衛はうす一般公開日」

2018-09-25 | ブログ2018
昨日、一昨日と、国の登録文化財旧田中家 勘兵衛はうすでの行事が続きました。
昨日は、自遊人倶楽部友の会主催の「月見の集い」、一昨日は「勘兵衛はうす 一般公開日」でした。
二日間の行事に向けて、9月初めから設営を開始。
今回は、お月見と重陽の節句の設えをしました。
重陽の節句は今では殆ど行われていない行事ですが、「古民家で季節を楽しむ」がコンセプトなので、あれこれ調べて少しでも季節を感じられる様にと工夫しました。

勘兵衛はうすの神棚の部屋には、後の雛を飾りました。



昔は9月9日にもお雛様を飾って、大人の節句を楽しんだそうです。



お雛様の前には、菊酒風に・・・



座敷には、月見の設え



お供えは「子うさぎ饅頭」と栗、里芋、大豆



桜の間には、茱萸袋



袋の中には、山椒の実が入っています。
縁側には、点々と灯りをともして・・・





あれこれ考えて準備をしている時が一番楽しい時間です。
色々工夫してみたけど、どれだけの人が気づいて下さったかは、疑問ですが・・・。

お蔭様で「お月見の集い」の日は、朝から晴れ渡り、夕方になり雲に覆われてきた時はちょっと心配しましたが、程よい時刻に雲の切れ間から美しいお月様が顔を出してくれました。



私は嬉しくなってバチバチ写真を撮っていましたが、皆さん秋の味覚と楽しいおしゃべりに夢中で、古民家で眺める美しいお月様をしみじみ鑑賞している人は思の他少なかったかも・・・。
和楽器と洋楽器のコラボの「和玲の会」の皆さんの演奏もとても素敵でした。
歳と共に涙腺がゆるくなり、感無量で涙ぐんでしまったのは、私だけでしょうか・・・。

翌日の一般公開日も、思いの外多くの方々においで頂きました。
こうして勘兵衛はうすを楽しんで下さる方々が少しずつ増えていく事は、本当に嬉しい事です。

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つまみ細工の花てまり

2018-09-22 | 手作り2018
つまみ細工の花てまりが完成しました。





管理している勘兵衛はうすに、重陽の節句にちなんで飾ろうと作り始めた物です。
思い付きで家にある材料で作り始めてみたものの、結構制作時間がかかりました。
つまみ細工は初めてで、本やネットを見て、これでいいのかしらと不安になりながら、手をボンドでカベカベにしながらの作業。
なにせ、同じ作業の繰り返しが苦手なもので、途中何度も挫折しそうになりながら・・・。
一つの花に花びらが8枚。
花びら一枚に何秒かかって、花一つに何分掛かって、一日に何個作るとして、60個程の花を完成させるのに何日掛かるんだろう・・・。
なんて考えていると気が遠くなり、途中暫く放置したりしながら、ようやく今日完成。
赤い紐の長さが少し短い感じもしますが、買いに行く元気が無いので、妥協します。
菊のイメージで全体を黄色にしたせいか、多少地味な感じもしますが、これで良しとしましょう。
明日は勘兵衛はうすで「お月見の会」なので、なんとか間に合って良かった。やれやれ・・・。

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布のブローチ

2018-09-21 | 手作り2018
布あそび教室で作っていた布のブローチを作りかけのまま放置してしまっていました。
今日、ようやく完成させました。



思ったより賑々しいブローチになりました。
以前これと似たブローチをセーターに付けていた知人がいて、そのブローチがとっても素敵だったので、見よう見まねで作った作品がこれです。



このブローチはポシェットに付けて愛用しています。
永い間こちらの方を見慣れていたせいか、今回作ったブローチはちょっと可愛らし過ぎる様な気も・・・。
お花を3個に減らしてみようかしら・・・。
ちょっと思案中です。
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「後の雛」と「茱萸袋」

2018-09-20 | 手作り2018
今週末は、旧田中家 勘兵衛はうすでの行事が続きます。
9/23(日)は自遊人倶楽部友の会主催の「月を愛で音楽に酔う」
9/24(月祝)は勘兵衛はうすの一般公開日です。
勘兵衛はうすには、お月見の飾り付けや重陽の節句の飾り付けをしています。
季節の歳時記を調べていると、重陽飾りとして茱萸袋を掛ける習わしがあると書いてありました。
そこで早速作ってみました。



なかなかの出来に我ながら満足しています。
赤い袋の中には、菜園で採れた山椒の赤い実を入れてあります。
赤は厄除けの意味があり、この袋は重陽の節句から端午の節句まで掛けておくのだそうです。
挿してある枝は、菊の造花と茱萸の枝です。
我が家の茱萸は5~6月頃に赤い実がなるので、今は実が付いていません。
替わりに勘兵衛はうすの中庭にある赤い実が付いた枝も一緒に挿してみました。
桜の間に掛けてあるので、勘兵衛はうすに来られた方、是非ご覧くださいね。

昔は9月9日にもお雛様を飾る風習があり、「後の雛」というのだそうです。
そこで、勘兵衛はうすにも我が家の土人形の女雛と男雛を飾ってみました。



重陽の節句は菊の節句なので、菊の花も一緒に飾りました。
菊の模様の加賀手毬を飾る所もあるとかで、加賀手毬は無理として、代わりに黄色い七宝まりを飾ってみました。



この飾り付けも結構気に入っています。
こちらは神棚のある部屋に飾ってあります。
素通りされがちなお部屋ですが、是非見て下さいね。

こうして季節の習わしを楽しめるのも、勘兵衛はうすとの巡り合わせのお蔭です。
どうか9/23のお月見の会には、美しいお月様を眺める事が出来ます様に・・・。
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「太陽」の暖簾

2018-09-17 | 手作り2018
先週の金曜日は月に一度の染色教室の日でした。
今回は、「太陽」の暖簾を染めました。



大胆な太陽でしょ。
結構気に入っています。
下の方に見えるのは立山連峰です。
以前染めた「月」の暖簾と対を成すデザインです。
月の暖簾も気に入った作品に仕上がったので、気を良くして「次は太陽だ」と張り切って縫い絞りをしていると、「そんな絞り方で太陽に見えるのかなぁ・・」と主人。
ちょっとへこんでしまいましたが、気を取り直して初志貫徹。
思い通りに仕上がってとっても満足しています。
息子には、「水面かと思った」と言われてしまいましたが・・・。

もう一つジーンズも部分初めしました。



前回の片足染めがうまく行ったので、今回は膝から下を両足染めてみました。
こちらも予想通りの仕上がりになり、とっても満足しています。

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