昨日は、スランプの窯入れの日でした。
1週間前にフューズの窯入れをした作品が、どんな仕上がりになっているか、胸を躍らせながら、富山ガラス工房へと向かいました。
特に気になっていたのが、顔彩で絵付けしたものと、落焼き用クレヨンで絵付けしたものです。
さてさて、どんな仕上がりになっているか・・・。
落焼き用クレヨンの方は、バッチリでしたが、
![Dsc04084 Dsc04084](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/96/644d6fcc9feafb0857014c81cf027aeb.jpg)
顔彩の方は、期待はずれ。
![Dsc04085 Dsc04085](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3f/33db68409050a9a51b75c3b9419a25b6.jpg)
よく見ると、絵具が盛り上がっている場所が、どうもイマイチなんです。
鉱物を絵具状にする時の混ぜ物が、ガラスの間で異物として残ったのか・・・。
やっぱり高温用のエナメルじゃないとダメなのかと、ちょっとがっかり。
編み編み模様のお皿の方は、まあ想像通りの仕上がりでした。
2枚共、かなりビビットな感じで、一体何を盛り付ければよいのか・・・。
やはり、サラダか、白いアイスクリームってところでしょうか。
まあ、スランプしてお皿の形になってから考える事にしましょう。
お正月用のめでたいお皿の方は、箸置きで色合いを確認済みだったので、予想通りの仕上がりでした。
![Dsc04097 Dsc04097](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/76/84931bda6fd4879aacb1373a55ffa947.jpg)
![Dsc04102 Dsc04102](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2e/4a1d82c53eb4858daebb81500877ef28.jpg)
漆塗りの用な、艶やかな美しい仕上がりです。
隣の箸置きは、以前作ったまま、スランプしないでそのままにしていたものです。
銀箔を雪の結晶の形にして入れたものです。
以前使っていた工房の電気炉では、銀箔が溶変して、仕上がりの色合いが気に入らなかったのですが、新工房が出来てから使っている電気炉は、同じようにプログラムしても、若干温度が低めになるようなので、どんな具合に仕上がるか、確認の為、今回入れてみる事にしました。
前回、スランプの窯入れをして、うまくスランピングしていなかった箸置きと、編み編み模様のテストの為の箸置きは、別の電気炉でスランプする事になりました。
こんなに広いスペースに、たった3個の箸置き。
なんだか勿体ない感じもしますが・・・。
今回はここまでの予定だったのですが、別の目的でAスキにサンドしてみたものが、事の他良い感じの仕上がりとなり、そのままスランプしたらどうなるのか確認したくなったので、これも勢いで窯入れする事にしました。
![Dsc04104 Dsc04104](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ae/88c4102bfeb9453bda064837f46ae295.jpg)
いつのも様に柏手を打って、うまいきます様にと、お願いしました。
楽しみ、楽しみ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/note.gif)