tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

胡蝶蘭の思い出

2012-03-28 | ガーデニング2012

今日の富山は、朝からもの凄い雷雨で、春とは思えない激しいお天気になりました。

一昨日の朝は、7~8cmの積雪となり、昨日は打って変わって、穏やかな陽気。

そして今朝は雷雨・・・と、めまぐるしい様相です。

先日、花屋さんで胡蝶蘭のミニ鉢が、半額だったので、ついつい買ってしまいました。

Dsc00448

色々な色の物がありましたが、この清楚な色合いが一番気に入り、求めました。

この花は、私が長年お世話になっている美容院の先生がこよなく愛した花でした。

38年間、一度も浮気する事無く、通い続けた美容院です。

私の成人式も、結婚式も、それから友人の結婚式、息子達の七五三、甥っ子の結婚式と、我が家の祝い事では、必ずその先生にお願いしてきました。

そのお世話になった先生が、先週他界されました。

いつも、趣味の家庭菜園や、植物の話題に花を咲かせていたのに・・・。

去年の秋に突然病に倒れられ、病魔との戦いの末、逝ってしまわれたのです。

最後のお別れで対面した時は、土気色のお顔が、想像を絶する壮絶な戦いを物語っていました。

お元気な頃とは、あまりにも違うお姿に、私は暫くショックから立ち直る事が出来ませんでした。

先日の日曜日に、友人にその話をして、「肉体は滅んでも、魂が天から見守って下さっているよ。」との言葉に、少し癒されました。

「私が定年になるまでは、美容師でいて頂かないと・・・。」と、奥様に言付けをお願いしていたのに・・・。

病床の中でも、眠りながら、ハサミで髪をカットするしぐさをされたり、寝言で、「簪を持って来て」と従業員に指示を出したりされていたとか・・・。

先生が家庭菜園のキューリで漬けられた粕漬けを、奥様から頂いたのですが、辛くて食べる事が出来ないでいました。

味わって美味しく頂く事にします。

コメント (2)
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