東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

関東個人選手権 スナイプ編

2019年06月21日 22時31分45秒 | レース反省
スナイプスキッパーを務めております、3年、戸沢てす。

早いもので関東個人選手権大会(関東個選)が終わってしまいました。
リザルトは最後に記載させて頂きます。

結論から言うと、 自分は全日本個人選手権(全個)に行けませんでした。

どうしても行きたかった。

来年、全日本で前を走るために、どうしても今年行って走りたかったし、全日本委員長として開催地に行かなきゃ行けないなら尚更。

関東個選の前の週、平日週4で自主練して、今まで無いボートスピードで。大会が始まる前に小松さんに、「風が練習通りで、プレッシャーのない所のボートスピードなら10本の指には入る」と言って頂いて。
自信を持って挑むことが出来ました。

大会1日目、1レース目で1マークを10位ぐらいで回航し、シード校をそこから抜いていくスピードがあって、どんどん順位を上げてフィニッシュしました。
2レース目は、スタートで失敗して、50位ぐらいで回航したのに、そこから抜いて20位前半でフィニッシュ。
1日目が終わって、個人成績が9位と今までにない手応えがありました。
夜には多くの先輩方から、「すごいな、明日も頑張れ」と連絡を頂いて、緊張も解れ、次の日も気を引き締めて頑張ることが出来ました。期待に答えることができませんでしたが、本当にチカラになりましたありがとうございました!

大会2日目、朝出た時から最近吹いていなかった強さの風が吹いていて、1週間前に船が変わったこともあり、走っても走ってもスピードが出ませんでした。レース直前まで調整をし続けて、、走り合わせをしてはチューニングを変え、どうにか走らせようと頑張りました。ところが良い走りが出来ないままレースが始まり、何回レースを重ね、それが終わる度にいくら変えてもスピードが50位レベルのスピードしか出なくて、順位もこのレベルの順位を連発。
初日の9位は幻と化してしまいました。

そんなに甘くはなかった、、

初日の良さもあり、春インカレまでの強風の走りができていれば全日本に行けたかもしれないけれど、そんなに甘くはありませんでした。
何よりも自分に技術がない。あれだけボートスピードを調整する時間があって、間に合わないなんて。
次の週の自主練では5大学で一艇ずつ出し合って、走り合わせ等の練習をしました。その時に他大のスキッパーの人に一緒に乗ってもらって船をみてもらったら、1時間ほどで、ある程度走れる船になった。これが自分には出来ない。
コレが全日本に行く人と行けない人の違いなんだ。
これからは自分が些細な違いに気づいて、その直し方を理解してなければならない。
風がないことを祈ってるような選手であってもならない。

どんな時でも走れるような技術をつけた上で、船に違和感があれば、それをいい方に直せる選手でなければ、全日本で走ることなんて出来ない。

そんなことの出来る選手にこれからはならなければ。

今年の全日本で成績を出すために。
夏合宿、自分は大会の事務仕事で練習が出来ないことが多いけれど、数少ない練習や自主練を大事にして、全日本で戦えるチカラをつけます。

明日はフリートレースです。
いい成績を出来るように、1レースずつ頑張っていきたいと思います。
応援宜しくお願いします!

ps...
一緒に乗ってくれた長岡、ありがとう。
直接言ってないけど、2年生とは思えない頼もしさがあったし、誰も他に練習していないような日も自主練に来てくれて、組んだ時は厳しいと思ってた全日本が近く感じれた。
これからもみんなで一緒に頑張ろう。そして全日本で前を走ろう。






戸沢

八景島からの脱出

2019年06月21日 17時05分46秒 | レース反省
こんにちは、ヨット部3年スナイプクルーの阿部です。

先日行われたスナイプの関東個人選手権の報告をさせていただきます。

以下リザルト
<スナイプ級 6レース 全88艇 ( )はカット>
49 31308 吉武・阿部 (27)-18-19-14-10-10 計71点 14位
51 31418 多賀谷・野村 33-22-21-(34)-22-9 計107点 23位
50 30785 戸沢・長岡 4-24-(64)-40-56-50 計174点 36位
250 30563 永田・尾澤 36-59-70-64-(75)-65 計294点 66位

今回のレガッタは結果として1艇のみの全日本個人選手権出場となりましたが、各々の艇でうまくいったレースもあり、うまくいかなかったこともありました。と、いつも言ってそうなこと言っときます。
 
一日目は大きく風が振れたり、傾いたスタートラインで大量のBFDが発生したり、難しい一日でしたが、2日目は比較的安定した風で4レース行われました。
 
東大スナイプチームとしては春インカレで入賞を果たしたこともあり、全日本個人選手権への複数艇の出場を目指していたのですが、残念ながら31308のみの出場となります。
ご声援ありがとうございました。
蒲郡は去年の全日本インカレのリベンジのつもりで頑張ろうかと
 
ほかに特に言う事もないので個人選手権の話は終わりにしたいと思います。

6月7月は470スナイプともに多くのフリートレースが行われ、楽しい時期です。ペアを入れ替えたりなどしてチーム全体の底上げを図っている時期です。ここからめきめきと力をつけていくつもりですので応援よろしくお願いします。

最近は梅雨らしく雨も多くて、しかも風の予報も変わりやすいです。ヨット部としてはかなりのめんどくささを感じますが、夏の快適なセーリングを楽しみに乗り越えていこうとおもいます。
 
 
東京大学運動会ヨット部 3年 阿部佑真

新入生自己紹介 2019 part14 調亮太郎

2019年06月21日 11時03分00秒 | 新入生自己紹介
ななさん、紹介ありがとう。ずっと一人で喋ってるってところは少し引っかかったけど、面白いと褒めてくれたのでokです。
本題に入ります。文科2類の調亮太郎です。しらべ、と読みます。出身は久留米大学附設高校で、福岡です。高校時代は野球部でして、もちろんヨットは未経験でございます。
ヨット部に入った、というと、どうしてヨット?とよく聞かれます。(聞く人自体がそもそもヨットとボートの区別がついてなかったりするんですけど……)
どうしてヨット部に入ったのかは、自分でも正直よくわかりません。他の人と違って、試乗会でヨットに魅了された訳でもありません。ただ、一つ言えるのは、部の雰囲気が良かったことです。
ヨット部の人は、キツイ体育会系の圧も、意識高い系の気取った感じもなく、純粋にヨットに打ち込んでる感じがしていいなぁと思いました。僕も早くそのような雰囲気を纏ったかっちょいい船乗りになりたいです。
試乗会ではヨットの魅力をあまり感じなかったとかなり失礼なことを書きましたが、今では無事ヨットに取り憑かれています。沈する夢を見たり、紐を持ったら何かしら結んでしまったりします。ヨットがこんなに楽しかったとは…。先週は強風で練習が中止になったので、早く乗りたい気持ちが募っております。4年間でキツイこともあるだろうけど、この気持ちは忘れずにいたいな、と思います。
 
長くなりますが、僕も最後に一言。
時々、今年の一年頑張ってるね〜、と言われることがあります。それは下重さん、尾澤さんを始めとする2年生や、上級生がこれまでにないくらいちゃんと練習できる環境を整えてくれているからです。そして、1年生も部活に対して真剣な人が多く、切磋琢磨して上手くなれる環境にあると思います。だからこそ目標は、上級生になったときに、全日本で入賞、そしてもっと上位に入ることです。頑張ろう!!!
次のブログは少しSっ気があるものの、普段は爽やかで優しい高原です。ご期待下さい。