東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

起こされるには早い。

2019年02月06日 08時21分38秒 | 2019 リレーブログ
おはようございます。新3年スナイプスキッパーの戸沢です。

毎日寒くて寒くて、布団から出たくなくて。起きたくないなぁって毎日思いながら朝を迎えています。

テストが終わったと思いきや、海上保安庁、葉山警察署、葉山消防署、役所、漁業組合に連絡をとって挨拶回りに行き、各大学の主将と連絡をとっては、役員さんに報告し…毎日そんな生活を送っています。学連の幹部の役職を兼任してしまっていて大変ですが、やるからにはしっかりやりたいなと思っています。

この期間色々と考えることがありました。その中から話したいと思います。

昨年の新勧(新歓)コンパ、いきなり部員に指名されて、学年の代表としてステージに立って話をさせてもらいました。

本当に急なことで、正直、何を話したのか鮮明には覚えてないのですが、自分はこのような内容のことを言いました。

新入生のみんなにはこれからの大学生活の中で、笑われるような夢を持って欲しい。それが、部活でも勉強でも遊びでもなんでもいいけど、人に笑われるほど、一見不可能に思えるようなことを目標にして欲しい。
そして、今、自分たちは他大学に話したら笑われるような夢を持っています。ただ、夢は持たないと一向に近づかないし、その夢を持ち続けて努力してさえいれば、いつかその夢を叶える学年が現れる。自分たちと一緒にその夢を、笑われるような目標を叶えるメンバーにならないか。と。

大学の友達と他大学の友達との会話で、こんな話をよく耳にします。
「東大って凄いね」
「そんなことないよ、みんな目指してないだけで」
そうなんだ、目指してないだけなんだ。本気で目指してみて初めて、最後に可能か不可能か分かるものだと思います。
ただ、大学受験と違うことは個人戦じゃないこと。その意思をしっかり引き継ぐ後輩がいて、いつか本当に叶えてくれる後輩が現れると思ってる。

笑われるような夢を持て。

自分がこれまで送ってきた人生の中で出来てきた、人生の大枠を決めるときにモットーとしている言葉です。(これから先変わることもあるかもしれませんが)
笑われたっていいじゃないか、恥ずかしいって思うことが絶対叶えてやるというパワーになる。それに、笑われるような目標を持ってる人の方が本当に叶える可能性を秘めてるし、どんな時にもぶれずに、心に一本しっかりと通った道があるように感じる。
だからこそ、そんな人生を送りたいって思うのです。

ここから、少しばかり言葉を引用しますね。

ネルソンマンデラの言葉にこんな言葉があります。

It always seems impossible until it's done.
何事も成功するまでは不可能に思えるものである。

不可能だと言われたことを成し遂げた人だからこそ、ぐっとくる言葉で、自分のもつ笑われるような目標を諦めかけたときにこの言葉に何度も救われてきました。

また、昨年亡くなったAviciiの"wake me
up"という曲の中にこのような内容の歌詞があります。

みんな俺が夢に取り憑かれてると言う。理解するには若すぎる。だから、全てが終わったあとに起こしてくれ。俺が賢く、歳をとった時に。

Aviciiの曲を聴いていても、歌詞をあまり気にしてなかったのですが、彼が亡くなった時に聴いていて、こんな歌詞だったのだと初めて気づきました。(むしろ、気づかせてくれたんじゃないかって)

現実を見るのは最後でいいんだ。

この言葉を貰った気がします。

何度も言うように、自分たちには意志を引き継がせてくれる先輩と、意志を引き継いでくれる後輩がいる。部として大きな夢を見続けていればいいんじゃないか。起こされるにはやっぱり早い。

成し遂げるまでは不可能に思えるもので、現実を見るのは最後でいいんだから。

戸沢真矢

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