東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介2019 part19 藤田郁

2019年07月01日 20時15分38秒 | 新入生自己紹介

ご紹介にあずかりました文科2類の藤田郁です。萩原に「ヨット部唯一の金髪でボケたがり」と紹介されてしまいました。ボケたがり、という言葉にどこか引っかかりを覚えます。普段あんな雑なボケをかましておいて、実は繊細な部分もあるんだぞということをここで任意の方にお伝えしておきます。それになんなら今日髪を染め直してきました。今は「ヨット部唯一のブルーグリーン髪でボケてみんなを笑わせようとしてくれるいくちゃん」が正解です。

 さて、前置きが長くなってしまいました。出身は女子学院で、卓球と落研(落語研究)を兼部していました。落研では「まっ亭ダーリン」という亭号を与えられ、ミーハーにかっちょいい先輩()を追いかけ回す日々でした(盛った)。しかし高3のハロウィンで一休さんの仮装をしようと思い立ち、ハゲかつらをつけるべく長かった髪を断髪し、イケメン路線に転向するかと思いきや、「髪切った理由がバカすぎる」と友人に一蹴され、それでいて「今の方がいい」「なんで早くショートにしなかった」などと中高5年半、いや、18年間の私を全否定されつつあの学び舎から巣立ちました。

大学では最初、イケメンキャラを狙って弓術部に入る予定でした。袴がかっこよかったので。しかし出会い厨であった私は色々なサークル・部活に行こうと心に決めており、女ラク、ボートなどもいいなぁと心が揺れ始め、朝7時から女ラク、空きコマで弓術、放課後にボートというハードスケジュールを送ったりなどしました(もちろんそういう日の授業はグッスリでした)。そんな中、ヨットにも当然乗りたいと思い、葉山の試乗会へ行ったところ、そこでスピンを張って堂々と荒波の中を進む470や、上下に激しく揺れるレスキュー艇に強く興奮し、気が付いたらヨット部に気持ちが傾いていた、という次第です。

人生いったい何が起こるか、分かったもんじゃありませんね。私の父親はLBですが、私はヨット部を勧められてもいなければ、何かヨット的素地があるわけでもありません。まあ父親がヨット部だったというのがサーオリに足を運んだ動機かもしれませんが。ヨット部入部は自分で決めたことではありますが、結局父親の敷いたレールの上を歩いてしまっているようです。なんか悔しいのでこのヨット部で、私の寒いギャグも優しく受け流してくれる(受け止めてはくれない)温かい素敵な同期たちと、レールを一歩踏み出し、立ちはだかる壁を乗り越えて、何か一つ大きいことを成し遂げてやりたいです。もんじゃだけに。

・・・次は五月祭打ち上げ会場のもんじゃ屋さんで下ネタを連発していた古山君です(逃)


ゲル盛り、海マネ、審問ゲーム!

2019年07月01日 01時01分01秒 | 通常練習

冷房のスイッチを入れようか迷う時期になってまいりました。そんな中、環境意識のかけらもなく冷房をつけてしまった2年スナイプクルーの尾澤です。今日は先週6/29, 30のスナイプチームの活動報告をさせていただこうと思います。

 

先週、スナイプチームは葉山新港から出艇できなかったので、八景島の1年練習運営に参加しました。土曜日、午前中は弱い雨にハイクアウトコンディションの風域、午後にかけて晴れつつ微風になっていく天気でした。午前中は寒いのに沈しかねない中々ハードな状況でしたが練習になったと思います。海上ではいつもと変わらず上下マークを打っての練習となりました。記念すべきはトレーニングで八景練習名物サッカーを実施したことです。サッカーは今年度初めて実施し、大盛り上がりで終えました。個人的MVPは古山ですね。劣勢の自チームを見て違うチームながら参戦し、好セーブを連発しました。(ちなみに自チームは古山の奮闘虚しく負けました。)

 

一方、日曜日、赤旗級の強風が吹き荒れたので出艇は見送り、温めておいた企画を実施しました。それは「審問ゲーム」です。これは1年生を3チームに分けてルールブックを配布、描いたレースの絵を各チームでルール的タクティクス的ストラテジー的に分析して発表してもらい、最後に上級生視点での分析を発表する新しい「陸シミ」です。1年が初めて本格的に読むルールブックから規則10や規則18などを発見し、さらに踏み込んでどう行動すべきか考える議論は白熱しました。特に「ケース6:誰も見ていない中マークタッチをした場合どうすべきか」の議論は二分されました。

 

 また、1年生は470チームのもとゲル盛りを学び整備力も高めました。中にはホッパーにドリルで穴あけてピントルをつける猛者も現れました。恐るべし今年の1年! 他にも、1年マネに海座学をしました。ホッパー艤装・ロープワーク・海上オペレーションについて学びました。海でマネージャーが重要な役割を果たす時代が訪れそうです。こうして強風で出艇できない分、なんとか時間の埋め合わせができたかなと思います。

 

 運営目線でつらつら書いてしまいました。先週の話はこれで終わりにして、今週末の話題に移りたいと思います。今週末には葉山で東日本スナイプが開催され、スナイプチームからは4艇が出場します。前の関東スナイプでは1レースしか行われず不完全燃焼感が残っていて頑張りたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします!