東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

猪のケツ@1月リレーブログpart5

2019年01月05日 13時33分41秒 | 2019 リレーブログ
明けましておめでとうございます。

文豪になりたい新二年、落合輝(あきら)です。大橋先輩から部室大臣を引き継ぎました。新勧の資材購入の任務があるのですが、事務能力がダントツに低い自信があるので、大橋先輩をはじめデキる方々の協力を仰ぎたいと思います。

さて、上京一年目を終えて迎えた今年のお正月ですが、その前に家族で、世界遺産に登録された三保ノ松原、および焼津に旅行してきました。曇りや風の強い日が多いというこの地域に珍しく、よく晴れた穏やかな日となり、東京からのバスの車窓からも程よく雪をかぶった富士山が間近に見えました。自然環境と人の思考や信仰心、世界観との関係に思いを巡らせていた私は、すぐそこにある富士山の姿に、今までにない親しみとともにその存在の大きさを感じ、胸が高鳴りました。
格別の思い出になった旅行から帰った翌30日は、中学高校の同窓会へ行き、あとは掃除やおせち作りをしながらのんびり過ごしていました。そうするうちに、広瀬すずの司会が心臓に悪い紅白歌合戦と平成最後の年越しを迎えたわけですが、実はこの時、これまで年末の度に表裏手書きの年賀状を出していた私が、まだ一枚たりとも年賀状を書いていませんでした。大学入学以来、日常的に話をする女子の友達が部活以外で一人も増えていないことに密かに驚愕していた私は、まァいいかァと先延ばしにしていましたが、やはり以前からの仲良しには送らねばと思い、正月三日になってようやく筆をとり墨をすり始めました。私は書道研究会のおしゃべり要員でもあるので、せめて年賀状の時くらいは真剣に書くぞと思い、祖父の立派な書道具箱から新品の大きな墨と、四角くない(プロい)硯を拝借して、四枚ほど書きました。今までは小学生のように「明けましておめでとうございます」と書いていたのですが、大学生にもなったということで今年から「謹賀新年」でいくことにしました。小筆が良かったせいか小書きの字もなかなか整い、いかにも本格的に書道をやっている感じの年賀状になりました。左上に空いたスペースがあったので、昨年近所で実際にイノシシを見たという姉に下絵を描いてもらい、自分で絵もつけました。それが下の写真です。













端正な「謹賀新年」の文字と亥のケツの取り合わせが素晴らしい、平成三十一年の年賀状が出来上がりました。これを親しい女の子三人に送ったというところで、この話はお終いにしたいと思います。

今年も良い一年でありますように。

明日は我がスナイプ班で唯一の新四年生、多賀谷光先輩です。ご期待下さい。