スナイプクルー1年尾澤
壮絶な滑り芸。合宿所に詰め込まれた東北大・横国大・東大総勢70人が静寂に包まれました。僕が放った下ネタが笑いのツボにかすりもせず、霧散していきました。これが僕の東北大戦の最初の記憶です泣
デビュー戦はその2日後でした。
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12/2(日)は曇り、安定した北風、風速4~6m/s、スナイプ参加艇数30弱というハイクアウトコンディション。
クルーの役割に艇内の雰囲気作りもあると、前日に出た1年クルーからアドバイスを受けていたので、いろんなことを出来るだけ喋ろうという意識で臨みました。
しかし、スタートして気づきました。そういう問題ではないと。タックするごとに順位がどんどん下がって行くのです。ハイクアウトが足りなくて艇速と角度で負けてしまうのです。
1位を目標にしていたのに、目標は想像以上に高かったです。もっと動作が上手ければ、もっと筋肉があればと悔しいばかりです。
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しかし、その分得るものもありました。レース中はミスすると容赦なく指摘が飛ぶので、どのようなことが全然足りてないのか分かりました。
また、1上の前半では多くの艇の前を切る経験をしました。あのような経験をもう一度したいです。今度は自分もそれに貢献して...
閑散とした八景島シーパラダイスの夜景をバックに帰る僕は、2日前に本土から八景島に来たときよりほんの少しだけ、だけど確実に成長していた、と思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。