東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

春インカレを終えて

2009年05月06日 19時21分24秒 | Weblog
3年の川口です。

まず春葉山合宿を終えての感想としては、合宿期間は例年より長かったにも関わらず、練習時間が満足に取れなかった印象があります。これは新勧や4年生の就職活動などある程度しょうがない部分もありますが、それ以上に淡青回航での事故や練習での艇の破壊・整備不足、部員の体調管理など、防げる部分も多々ありました。
限られた時間のなかで、いかに練習時間を確保し、効率よく上達するかという意識が欠けていたと思います。それは一日という単位から2か月の合宿全体に至るまで言えることで、短い単位では近藤さんの言ったように出艇時間の遅れや艤装トラブル、無駄な時間などとして現われてきていました。そして長い単位では4月に入るにつれ新勧と練習の両立が難しくなり、インカレ本番前に技術的にも体力的にも万全の状態で臨むことができなくなっていると感じました。


自分の課題としては、
①レース外
主将不在の時は、自分が最高責任者であるという自覚をもっと強く持つこと。陸上では全員に的確な指示を出し、海上では全員の安全に責任を持つこと。

これは本来当然のことですが、葉山に入るまでは恥ずべきことにその意識が明らかに足りませんでした。自戒の意味をこめて、ここに文章として残しておきます。

②レース
得た情報を素早くコースの判断に生かせるよう、セオリーを反射的に実行できるようになるまで身につける。強風での動作、リーチング、ヒールトリム。




八景に戻って練習が週2回になり、さらに一年生の練習も入ってくる中でさらに練習時間の確保は難しくなります。一人一人がそのことに危機感を持ち、いかに練習時間を確保し、効率よく上達する方法を考えることができるかが部全体の課題だと思います。練習に対する意識はもちろんのこと、時間や生活全般に対する意識も一度改める必要があります。

今年の新勧は非常にうまくいっており、新入部員の数は2桁は越せそうです。これを弾みに、秋インカレでは最高の結果を手に入れられるよう頑張ります。

春インカレ

2009年05月06日 13時38分44秒 | Weblog
春インカレの予選に出させてもらって、反省や気づいたことを

レースでの反省
・動作が出来ていない
  ⇒たとえばスタートの加速・タック・マーク回航・ジャイブ…というか全部。毎レースクルーワークのせいで5艇は抜かれてたかな…。でもこれは練習するしかない。
・コース
  ⇒決定的なブローの見極めや、ブローをつないでいくことが出来なかった。また逆海面の把握もできていなかった。つねに落ち着いて広い視野を持てるようにする。そのためにはセオリーの確認と意識しなくても回りが見てられる様になるまで練習する。

今回は自分のことだけでいっぱいいっぱいでした。だから書けることも自分以外のことがあんまり無いです。

気づいたこと
・毎レース後だけじゃなく時間があれば毎レース前にも3艇で集まって、事前に仲間がどんなコースに行く予定なのかを把握しておくのもいいと思う。
  ⇒もちろんみんなで同じコースに行くためじゃない。事前に仲間のプランが把握できていれば、その人のいる海面の状況の把握もしやすくなるはずだし、みんなで話すことで気づいてなかったこと(たとえば潮とか振れの周期とか)に気づけるかもしれない。(決勝のときは淡青に集まったときにまとめてやってたかもしれないけど近くにいなかったので一応。)


レースごとの反省はまたレースリポートに書きます。
山中さん、一緒に乗ってもらってありがとうございました。


                        1年東郷智之

春インカレ反省 4年近藤

2009年05月06日 11時29分42秒 | Weblog
春インカレの反省と今後の課題を書きたいと思います。

*春インカレ反省(個人)
・レース外
1、整備におろそかな部分があった。
2、自分のことが多く、他の人のフォローに回れることができなかった。

・レース中
3、走りが遅い。特にリーチング。
4、ジャイブ後の走りだすまでの遅さ。
5、スプレッターを回し忘れるなどの合間の準備不足。
6、慣れない2年クルーのフォローを考えず失敗を繰り返す。
7、博打コース


*春インカレ反省(部全体)
8、朝の出廷が遅い(準備不足)
9、マシントラブルが多い(整備不足)
10、なぁなぁな時間が多い(意識不足)
11、汚い(意識不足)
12、コーチやOBを生かし切れていない(意識不足)
13、レース準備の不備(新人スキッパー・スナイパー教育不足)
14、へたれる(体力不足)
15、マネージャーがいないと運営が滞る(全体の思考不足)


*今後の課題
1、新入生の早期教育(陸シミュと座学をみっちりと)
2、新入生の練習と並行していかに上級生が練習できるか(5,6番艇の整備)
3、平日の過ごし方(勉強、トレーニング)
4、全てにおいて素早い動き(意識と動きの改革)


一番気になったのはよくわからない時間が多いことだったので、引き締めを行い、新入生にはそれが当たり前だという意識を持ってもらうことじゃないかと思ってます。
もちろん楽しむところは全力で楽しみます。


4年近藤嵩史