海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

心房細動カテアブ手術後~退院

2014-10-09 16:10:19 | 不整脈治療
10月8日
 昨日はいつの間にか眠っていた。「ああ生きていた」と安堵。
しかし、脈は相変わらず100前後。微熱有り(37度~37.5度)
さらに血圧が150/90と高め推移。
脈が速いのは耳鳴りとして血流音を感じるため、自覚できてしまう。
胸を打つような動悸は無くなった。
先生曰く「脈の速いのはそのうち治る」とのこと
不整脈は術後しばらく続く人もいるらしい。
熱は37.7℃まで上昇。
「明日になってさらに体温が上がるようだった、退院を1日延ばしましょう」
と言われ、少し安心。体温が高いまま退院したら、どうしようと
考えていただけに。
病院は個室に入ったため、妻や娘、孫たちが帰ってしまうと淋しく
なって、つい余分なことを考えてしまう。

10月9日
 朝の体温36.6度。退院は11時頃を予定していた。
その間、体温は36.8度止まり。まず一安心。
主治医から、「心臓の周りに少し水がたまっているが、様子を
みましょう」と、またいやなコメント
今すぐどうこうではないらしいので今まで通っていた循環器専門医
に経過を見てもらうことにする。
血圧130前後、脈拍80前後でまあまあ。
予定通り11時退院。

一応退院したが、今でも心臓周りがもぞもぞ。すぐに不整脈が発生
してしまいそうな、感覚がある。
神経質になり過ぎが一番悪いということは分かっているが。
心房細動のカテアブ成功率は80%程度と聞いている。
再手術で90%とか。もう一度やるかと今問われれば、「No」である。
その時になってみないとわからないが。
コメント (2)
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心房細動カテアブ手術前日~手術

2014-10-09 16:08:47 | 不整脈治療
10月6日
 14時頃手続き後、心電図検査し病室へ。
ベッドに入った途端に採血、点滴。
この点滴は退院の朝までつけっぱなし。
うとうとしかけると、看護士さんが毛剃りに来る。
16時頃より、ストレスの影響か、期外収縮連発。
期外収縮と言うより、完全に1拍抜けた脈がずっと続いたり、
1拍おきに飛んだりでかなり乱れる。これが余計にストレスとなり
ますます期外収縮がひどくなる。
導眠剤(レンドルミン)、安定剤(デパス)を服用して
21時には眠りに入ったが期外収縮の動悸が胸を締め付けるようで
夜中に何度も目覚める。

10月7日
 4時頃には完全に目覚める。
7時までに飲んでおくように指示された常用の薬(ワーファリン、降圧剤)
を服用。
座位でいると動悸はするものの、脈飛びはないが、横になると
期外収縮が激しくなる。以前から不整脈は体位に関係している感覚が
あったが、この日ははっきりそれを感じた。
 7時頃に尿管カテーテル装着。
この装着ははかなり痛いという情報であったが、確かに痛みは感じるものの
涙を流すほどでもなかった。 看護士の情報では人によるらしい。

 尿管カテーテル、点滴をつけたまま手術室へ移動。かなり脈が速く
なっているのが自分でもわかる。そのうち心房細動が出てくる。
脈が早く、リズムがめちゃくちゃ。
 手術台に乗り移り心電図計、血中酸素計、空気マスク等々装着。
カテーテルを挿入する部位(大腿付け根、頚部)に麻酔注射するが
これが痛い。特に大腿付け根はかなりきつい。
 カテーテルの挿入は何も感じないが焼灼時はかなり痛い
焼灼するときは機械の音がするので分かる。
「30W」「25w」と言うような声も聞こえる。
麻酔は痛み止めだけなので、周りの状況はすべて聞こえる。
心臓のどこを焼灼しているのかわからないが、何か所かで思わず
「いたーい」と叫んでしまった。背中を丸めたくなるような痛み。
心筋梗塞の痛みは多分こんな痛みなんだろうなと思いつつ、痛み止め
を追加されて、何とか乗り切る。
脈を打つ音が手術室に響いているが、速いし、全然リズムを刻んで
いないし、どうかなってしまうのではと思ったりした。

8時50分頃手術室に入って、終了が10時50分。 2.5時間位と言われて
いたが2時間で終了。
付き添いの看護士が「眠らなかったんですね」と言うが、とても眠れる
状況ではなかった。妻には「手術はうまく行きました」と伝えられたようだ。


病室に戻ってからはひたすらだるい。脈飛びはないものの90~100と
かなり速い。だるくて眠くて頻脈でこのまま死んでしまうのでは
とも一瞬頭をよぎる。しかも一定の姿勢で動けない。
出血防止のためには仕方ないが、これも苦しい。

15時頃、大腿付け根のカテーテル挿入部の止血バンドを外す。
16時頃に足の曲げ伸ばしをして出血がないことを確認。
その後尿道カテーテルを外した。一気に抜いてしまうので、
「痛い」と言う暇もない(看護師が上手いのか)
やっと少々の歩行は許された。
脈の速さはとても収まりそうもない。
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