浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

マタチッチのブルックナー第7番 世紀の名演奏と言ふけれど

2009年08月01日 | 指揮者
昔、マタチッチがN響を振ってゐるのを何度か観た。だから、マタチッチはN響などを相手に世界を放浪してゐる旅芸人風の指揮者だと思ってゐた。その後、マタチッチファンがどんどん増殖し、いつの間にかマタチッチは巨匠と呼ばれるやうになってゐた。1975年の「第九」と最後のブルックナーがとても印象に残ってゐる。 . . . 本文を読む