バラン刀って？

マレーシアは安全だと言われていますが、やはり日本とは違います。
私はまだ被害にあったことはありませんが、ひったくりや強盗の話はよく聞きます。
だからボケッと歩いていることはありません。いつも少なからず緊張して歩いています。
荷物はできれば斜め掛けのバッグにして、そうでない時は必ず車道とは反対側の腕でしっかり持ちます。
道を渡って反対側の歩道を歩くときは、もちろんバッグも持ち替えます。
後方からバイクの音がしないか、気にしながら歩きます。

食事をする時も隣の椅子にバッグを置いたりしてはいけません。
斜め掛けバッグだったら掛けたまま、そうでないバッグもお腹に抱えて食べます。
だから食べ物をこぼした時のために、汚れが目立つバッグは使ってません。
こういうのがストレスの素かもしれませんね。湿疹が出たり引っ込んだり・・治りません。
そのうえ夫に「色が黒くなったね～。ストレス？」とか言われて一層ストレスです。　

でもそんな引ったくりより怖いのが武器を持った強盗ですよね。
ニュースなどではよく『バラン刀』という単語が出てきます。
バラン刀って？　私は山賊や海賊が持っているような大きな刃物を想像してました。
そんな私が想像していたバラン刀が売っているのを今日見つけました。
　　　　　

私が想像していたのは、一番下の段の左奥に２つ並んである、大きな刃物です。
なんですが、帰ってきて「バラン刀」って検索しても１つも出てこないんです！
ウィキペディアにさえ載っていません。
出てくるのはお寿司やお弁当に入っているバランだけです。
だからバラン刀っていうものがどんな刃物なのか、まったく分からないんです。
襲われた時に「これがバラン刀というものか！」と思うのでしょうが、決して襲われたくないので
このまま知らないほうが幸せなのかもしれません。